労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新刊紹介:日朝協会編『日本と韓国・朝鮮─平和と友好をめざして』

日朝協会全国組織結成60周年記念 日朝協会編『日本と韓国・朝鮮─平和と友好をめざして』 「日朝協会」60年の運動の蓄積をここに。 国民とともに歴史認識、平和と友好の道を考える。 1 日本と韓国・朝鮮の近現代史を知る 2 日本と朝鮮半島Q&A 3 歴史認…

応能負担原則について─質問回答より

憲法コース受講生からだされた質問と、それへの回答を掲載します。 ********** 質問:「憲法は応能負担原則という考え方をとっている」と書かれていますが、第84条、第29条に直接、応能負担のことが書かれているわけではないので、わかりにくいの…

“違憲包囲網”拡大のために憲法コースをひろげよう!

戦争法案にたいする“違憲包囲網”のひろがりは止まることを知りません。 圧倒的多数の憲法学者や日弁連など弁護士集団、分野を超えた学者・研究者や研究団体、全国各地の地方議会で反対や慎重審議の声がひろがっています。 各地の抗議行動への参加者も日に日…

戦争法案抗議の国会包囲行動に参加

昨日の国会包囲行動には3万人が集まったとか。 例によって各地に“関所”が設けられ、かなりはやい時間に行かないと正門方面にむかえるかなり広範囲にわたって入れない状況に。 労教協事務局員も旗をもって全員が駆けつけたものの、先発隊と後発隊とで分断さ…

『季刊 労働者教育』№152

『季刊 労働者教育』№152(2015年6月25日)を刊行しました。 今号は、今年1月7日に逝去された元会長・辻岡靖仁さんの追悼特集です。 「お別れする会」での山田敬男、吉井清文、小越洋之助の各氏によるお別れの言葉、略歴と著作、そして生前最後の論文(聴…

2015学習教育運動セミナーにご参加を

いま、次世代の働き手を育て、職場・地域からたたかう力をつけること、また、政治を変える力をつけることがもとめられています。 そのためには、日々たたかいながら学ぶこと、また、人と人とのつながりを育てながら学ぶこととともに、独自に継続的に学習教育…

在米日本人の平和フォーラム

『学習の友』にも執筆したことのあるアメリカ在住の日本人ジャーナリスト・薄井雅子さんから、「在米日本人の平和フォーラム」というサイトのご案内をいただきました。 本ブログでも紹介させていただきます。 ********** みなさま こんにちは。 私…

“違憲包囲網”をひろげにひろげよう!

国会の会期が95日も延長されました。 何が何でも戦争法案をとおそうという、安倍首相の執念を感じます。 憲法第59条は、法律案の議決について、以下のように規定しています。 《法律案は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、両議院で可決したとき法律…

憲法を「まもる」のは誰か?

憲法コース受講生からの質問と回答を掲載します。 以前に掲載したものの再掲載です。 いまの時期、あらためてこの観点を確認することが大切だと思います。 Q:日本国憲法99条では、公務員に憲法遵守、擁護義務を課していますが、国民については規定されてい…

子どもや孫を戦場に行かせないために

以下は、友人に送ったメールをもとにアレンジしました。 ********** 「正社員ゼロ」「生涯ハケン」をねらう労働者派遣法改悪案が6月19日、衆議院で強行採決されました。 強行採決されたとはいえ、批判の世論の運動がひろがったことにより、衆議院…

私も勤通大を受講します!─岩手・金野耕治さん

金野耕治さん(岩手県労働組合連合会〈いわて労連〉議長) 私も憲法コースを受講します。 安倍政権が国会に提出した憲法違反の戦争法案は絶対に廃案させましょう。 私の伯父(母の兄)は、70年前の戦争で召集され、当時20代の若さで命を奪われました。 いま…

立憲主義と統一戦線

止まることを知らない“違憲包囲網”のひろがり。 「一点共闘」という視点でみれば、キーワードは「立憲主義」でしょう。 憲法学者の長谷部恭男氏は、6月4日の衆議院憲法審査会において、立憲主義について発言しています。 それによれば、立憲主義は、「広い…

加害者になる危険についての視点の弱さ

戦争法案にたいする“違憲包囲網”がひろがるなか、13日(土)の『しんぶん赤旗』に掲載された「紛争地から見る戦争法案」というインタビュー記事が掲載されています。 安倍首相が戦争法案推進の理由の1つとして民間の国際人道支援活動に危険がおよぶことをあ…

私も勤通大を受講します!─茨城・川上澄さん

川上澄さん(全労連・全国一般労働組合茨城地本 書記長) 今回はじめて勤労者通信大学で「憲法コース」を受講することにしました。受講にいたる動機は、安倍政権の「戦争する国づくり」の暴走が加速し、憲法が重大な危機にさらされていると感じたからです。…

“違憲包囲網”さらにひろがる

安保法制=戦争法案にたいする“違憲包囲網”はさらなるひろがりをみせています。 安全保障関連法案に反対する学者の会は「『戦争する国』へすすむ安全保障関連法案に反対します」というアピールをネット上に公開して賛同者を募っています。 17日9時現在で399…

STOP安倍政権!6.13集会

土曜日の「STOP安倍政権!6.13集会」には1万6000人が参加しておりますが、我が労働者教育協会も事務局員全員が参加しています。 会場周辺で勤通大憲法コースのチラシも配布しました。 学習とたたかいをさらに強化し、“違憲包囲網”をひろげていきましょう! …

高知でも“違憲包囲網”拡大に奮闘!

本格的な更新は明日からになります。 今朝の『高知新聞』によれば、高知の公聴会では一橋大学出身の若き憲法学者で、県学習協会員でもある高知大学の岡田健一郎氏や、高知自治労連委員長の筒井敬二氏(県学習協副会長)が出席して戦争法案「違憲」と糾弾。 …

四国より

勤通大のオルグのため、四国に来ています。 本日は愛媛をまわり、夕方、高速バスに乗って高知に来ました。 明日は高知をまわります。 衆院憲法審査会参考人の長谷部恭男氏と小林節氏があらためて戦争法案を違憲だと表明、また憲法学以外の学者も幅ひろく結集…

違憲包囲網・労働版

派遣法案の委員会採決が来週以降に持ち越しとなりました(ニュースはこちら)。 これまでも「生涯ハケン」「正社員ゼロ」などの問題が指摘されており、またこの間のわずかな審議でも問題が噴出、さらには年金情報漏えい問題でデッドロック状態といえます。 …

違憲包囲網

3日に発表された戦争法案に反対する憲法研究者声明への賛同者が223人となっています(6月12日12時現在)。 4日の衆議院憲法審査会において、参考人3人全員が戦争法案を「違憲」と発言したことと合わせて、まさしく“違憲包囲網”ともいうべき状況です。 安…

『月刊全労連』2015年7月号

『月刊全労連』2015年7月号を刊行しました。 全労連ホームページにアップしています。 http://www.zenroren.gr.jp/jp/koukoku/index.html ********** 戦争法案反対・改憲策動阻止のために、勤通大憲法コースを受講しよう! 受講申込・資料請求は…

『学習の友』2015年7月号

『学習の友』2015年7月号を刊行しました。 表紙と目次の写真を掲載します。 今月号の特集は、「再び戦争の惨禍を起こさせない」です。 戦争法案問題と歴史認識問題を組み合わせた、まさにタイムリーな企画です。 YES!憲法 NO!戦争する国、歴史のわい曲 政府…

砂川事件、砂川基地闘争について

安保法制=戦争法案の違憲性をめぐって、すでに1年前に、集団的自衛権の行使を容認するための「根拠」としてもちだし、各方面からの強い批判を受けて破綻済みの砂川判決。 昨日の記事で砂川事件の最高裁判決と第1審判決(伊達判決)をリンクしておきました…

破綻済みの砂川判決をまたもやもちだす安倍政権

衆院憲法審査会に参考人招致された憲法学者3人が戦争法案を「違憲」だと発言したことが波紋を呼び、慌てた安倍政権は「従前の憲法解釈との論理的整合性が十分に保たれている」とする見解を発表し、火消しに躍起になっています。 すでに破綻済みの砂川判決を…

『前衛』2015年7月号に萩原伸次郎著『オバマの経済政策とアベノミクス─日米の経済政策はなぜこうも違うのか』が紹介されました。

『前衛』2015年7月号に萩原伸次郎著『オバマの経済政策とアベノミクス─日米の経済政策はなぜこうも違うのか』の紹介が掲載されました。 編集部のご厚意により、本ブログにも転載させていただきます。 なお、転載にあたり、センテンスごとに改行、パラグラ…

「慰安婦」問題解決を 日韓歴史問題 学者ら281人が声明

本日の『しんぶん赤旗』1面に掲載。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-09/2015060901_03_1.html

戦争法案に反対する憲法研究者声明、賛同者200人を超える!

先に紹介しました「安保関連法案に反対し、そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明」は、賛同者が200人を超えました。 過日は全国憲法研究会の会員約500人を引き合いにだしましたが、勤通大憲法コース教科委員会責任者の小沢隆一さんによれば、日本の憲…

安保法制=戦争法案「合憲」論者はたったの3人

明日の自由を守る若手弁護士の会(通称「あすわか」。労教協理事である青龍美和子さんも呼びかけ人に加わっております)が、安保法制=戦争法案を「合憲」とする憲法学者が何人いるか調べて、ネット上に公開しています。 これによると、今回の戦争法案を合憲…

『経済』最新号に萩原伸次郎著『オバマの経済政策とアベノミクス─日米の経済政策はなぜこうも違うのか』が紹介されました。

『経済』2015年7月号に萩原伸次郎著『オバマの経済政策とアベノミクス─日米の経済政策はなぜこうも違うのか』の紹介が掲載されました。 編集部のご厚意で、本ブログにも転載させていただきます。 転載にあたって、センテンスごとに改行、パラグラフごとに…

衆院憲法審査会で全参考人が戦争法案を「違憲」と判断

周知のとおりです。 これが当然の結果です。 改憲派でもふみはずしてはいけない一線をちゃんと知っているのです。 戦争法案 全参考人が「違憲」 衆院憲法審査会 憲法学者3氏表明(『しんぶん赤旗』) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-05/201506…