以下は、友人に送ったメールをもとにアレンジしました。
**********
「正社員ゼロ」「生涯ハケン」をねらう労働者派遣法改悪案が6月19日、衆議院で強行採決されました。
強行採決されたとはいえ、批判の世論の運動がひろがったことにより、衆議院での採決が大幅に遅れたことは重要です。
戦争法案での運動のひろがりともリンクして、労働版の“違憲包囲網”を今後もさらにひろげていき、廃案に追い込むまでたたかうことが重要です。
いま若者を中心に正規の仕事が極端に少なくなり、世代を超えて貧困と格差がひろがっています。
若い世代の半分くらいは非正規や失業者だと思われます。
改悪派遣法が成立すれば、ますます雇用は不安定になります。
つまり、将来世代、働き盛りの世代の人にとっては子どもや孫の世代の就職が危うくなるということです。
若者のあいだに貧困と格差がひろがることで、生活のためにやむを得ず自衛隊に入隊する若者が増えています。
高校生だけでなく、いまや大学生にもひろがっています。
自衛隊の方も軍事面を薄くして災害派遣ばかりを強調し、AKB48の島崎遙香をCMに起用するなど、若者の取り込みに躍起です。
戦争法案がとおってしまえば、派遣法改悪と相まって、若者が戦場に連れて行かれる可能性が現実性を帯びてきます。
つまり、我々の子どもや孫が連れて行かれ、海外で「殺し、殺される」立場に追いやられるということです。
しかし、戦争法案については、本ブログでも何度か書いてきているように、60年安保闘争に匹敵するくらいに反対運動がひろがり、まさしく“違憲包囲網”とでもいうべき状況がつくられてきています。
戦争は絶対ダメだという国民の願いはいまもって根強いと実感します。
安倍首相は米議会の演説で夏までの成立を「約束」してきた手前、批判や反対の声を無視して開き直り、居直り、何が何でも成立させるかまえを崩していませんが、反対運動のひろがりに相当びびっていることはまちがいないと思います。
あと一歩です。
もっともっと反対の声をひろげないと!
我々の子どもや孫たちに銃をとらせないために、親世代としてできることをやりたい。
「オマエたちを戦場に行かせないために、お父さんお母さんはがんばったんだぞ」と胸を張っていえるように。 〈Y〉
「オマエたちを戦場に行かせないために、お父さんお母さんはがんばったんだぞ」と胸を張っていえるように。 〈Y〉
**********