総学習運動─歴史認識
以前に何度か掲載した勤労者通信大学基礎理論コースの意義と魅力の一端を紹介した文章をさらに改訂しましたので、掲載します。 ********** ロシアによるウクライナ侵略から1年以上が過ぎました。 現地では未だ激しい戦闘がつづき、泥沼化の様相を…
「解決」が取り沙汰されている元徴用工問題を考えるためにも、日本と朝鮮半島の関係の歴史を正確に理解することがどうしても必要です。そのために最適のテキストとして、あらためて、山田敬男・関原正裕・山田朗著『知っておきたい日本と韓国の150年』(2020…
昨年10月からスタートした「憲法・くらし・安保」総学習オンライン講座(『学習の友』連載講座と連動)が好評を得ています。 ロシアによるウクライナ侵略や北朝鮮の相次ぐミサイル発射などを口実に、岸田政権が大軍拡暴走によって日本国憲法の平和主義をさら…
※ブログ掲載にあたり、センテンスごとの改行、パラグラフごとの1行アキ、一部の表現表記をあらためるなどの措置を施してあります。 ********** 《ウクライナ問題と東アジアにおける平和を追求する外交的努力》 ○9月、ロシアウクライナ東部・南部…
※ブログ掲載にあたり、センテンスごとの改行、パラグラフごとの1行アキ、一部の表現表記をあらためるなどの措置を施してあります。 ********** 《「国葬」の強行と統一協会との癒着》 ○憲法と民主主義に反する「国葬」の強行 参院選の終盤、7月…
参院選の結果をみるにつけ、主権者・立憲野党側の力量を抜本的に高めていく必要をあらためて痛感します。 選挙中からつづけていた総会方針からの抜粋をもう少しつづけます。 今回は、すでにアップしている気候危機、ウクライナ問題を除いた、国際問題関連で…
参院選が終わりました。 残念ながら、市民と野党の共闘が後退し、自公維国の改憲勢力が3分の2を占めるという、きわめて残念で危機的な結果となってしまいました。 選挙分析はこれからさまざまなかたちでなされていくと思いますが、危機を打開し、市民と野…
戦争の実相どう伝えるか/一橋大学特任教授 吉田裕さん アジア・太平洋戦争の体験者がどんどん減っていく中で、戦争の実相をどう伝えていくかが問われています。植民地支配や加害の責任に向き合わない歴史修正主義の流れが強まっているだけに、今は本当に曲…
韓国最高裁は、新日鉄住金につづき、三菱重工にも元徴用工らにたいする賠償命令を下しました。 韓国は、社会全体として、本気で日本の植民地支配についての反省を促す決意を示しているのだと感じます。 韓国、三菱重工業にも賠償命令/元徴用工と挺身隊員訴…
『岩手靖国違憲訴訟』(新日本新書、1992年)などの著書がある弁護士の澤藤統一郎氏が、自身のブログで、都民ファーストの会について、代表である野田数氏のことを中心に分析された文章を載せていますので、紹介します。 なかなか興味深いですね。 こうした…
ちょっと危ない「日本スゴイ」ブーム/戦前の自画自賛に似てないか? 日本の伝統文化や世界で活躍する日本人を「スゴイ!」と褒めちぎるテレビ番組。過剰演出に疑問を呈した外国人タレントがネット上で「炎上」するなど最近、異論を許さない雰囲気さえありま…
菅野完著『日本会議の研究』(扶桑社新書)にたいして、東京地裁は6日、「裏付ける客観的な資料が存在しない。著者は男性に取材をしておらず、真実でない可能性が高い」箇所があるとして、該当部分を削除しない限り販売しないよう、版元の扶桑社に命じまし…
安倍首相のハワイ・真珠湾への訪問が話題になっていますが、それに先立ち、日米の歴史学者ら53人が、首相宛に歴史認識を問いただす公開質問状が発表され、話題になっています。 質問状に名を連ねているのは、映画監督のオリバー・ストーン、哲学の高橋哲哉、…
今考える反ファシズムの歴史/ITFが冊子/スペイン内戦80年で記念出版 国際運輸労連(ITF)は、スペイン内戦80周年を記念して、冊子『奴らを通すな―国際運輸労連と反ファシズムの闘い』を12月初旬に出版した。 1931年に成立したスペイン第二共和政…
メディアでの“日本会議ブーム”は、まだつづいているようです。 たとえば、右派系の雑誌『月刊日本』では8月号から最新の10月号まで、3号つづけて日本会議を批判する記事を掲載しています。 8月には、三才ブックスという出版社からの、『日本会議の人脈』…
『毎日新聞』夕刊で、月に1回、「『戦争の世紀』研究─現代史と国際政治の視点から」という記事が連載されています。 ネットにも公開されていますが、さかのぼると昨年4月ごろからはじまっているようです。 おそらく戦後70年企画の一環なのでしょう。 全部…
参院選の最中ということもあってか、各種メディアでの日本会議への注目は止まることを知りません。 週刊誌や月刊誌の最新号のいくつかでも、特集や関連記事を掲載しています。 5月の連休前後からはじまった“日本会議ブーム”に火を点けたのは、4月末の菅野…
安倍政権のもとで、過去の侵略戦争や植民地支配を歪曲し、美化・賛美するような動きが目立ちます。 こうした動きの背後には、憲法改悪や天皇中心の国をめざす右翼組織「日本会議」(1997年5月発足)が暗躍していることは、子どもと教科書ネット21の俵義文事…
2.11集会にからんで、以前に掲載した記事を再録します。 ********** 現在でも「祝祭日」という言葉が一般的に使用されていますが、もともとは大日本帝国憲法のもとで使用されていたものです。 1948年制定の「国民の祝日に関する法律」(祝日法)で…
本日の『しんぶん赤旗』「潮流」欄に、11日の文化欄に掲載された山田会長の映画『日本のいちばん長い日』の批評のことが紹介されています。 ********** 戦争法案反対・改憲策動阻止のために、勤通大憲法コースを受講しよう! 受講申込・資料請求は…
昨日付『しんぶん赤旗』学問文化欄(9面)に、労教協会長で現代史家の山田敬男さんによる「映画『日本のいちばん長い日』と『聖断』」という文章が掲載されました。 昭和天皇の「聖断」によって戦争が終結し、国民が救われたとするこの映画の基本的な考え方…
戦争法案にたいする“違憲包囲網”がひろがるなか、13日(土)の『しんぶん赤旗』に掲載された「紛争地から見る戦争法案」というインタビュー記事が掲載されています。 安倍首相が戦争法案推進の理由の1つとして民間の国際人道支援活動に危険がおよぶことをあ…
安保法制=戦争法案の違憲性をめぐって、すでに1年前に、集団的自衛権の行使を容認するための「根拠」としてもちだし、各方面からの強い批判を受けて破綻済みの砂川判決。 昨日の記事で砂川事件の最高裁判決と第1審判決(伊達判決)をリンクしておきました…
本日の『しんぶん赤旗』1面に掲載。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-09/2015060901_03_1.html
以前に勤通大の書庫に掲載した「日本の戦争の真の目的は?」を歴史認識の書庫に再掲載しました。 http://blogs.yahoo.co.jp/gakusyu_1/17594413.html
本日付『朝日新聞』記事より。 声明文はこちら。
昨日のつづきで、ポツダム宣言についての過去記事を再掲載します。 昨日の再掲載記事の最初の掲載日の翌日に掲載したものです。 http://blogs.yahoo.co.jp/gakusyu_1/17579835.html
安倍首相がポツダム宣言を「読んだことがない」と答弁したことがネット上で話題になっています。 本当にあきれかえる思いです。 過去の記事にポツダム宣言について書いたものがありますので、再掲載します。 ご参考まで。 http://blogs.yahoo.co.jp/gakusyu_…
昨日付『しんぶん赤旗』14面に、先月放送のNHKスペシャル『日本人と象徴天皇制』をみての山田敬男会長のコメントが掲載されています。 戦後史と象徴天皇を考えるうえで示唆に富んだ内容です。