岸田政権のもとで、これまでにない異常なかたちで大軍拡がすすんでいます。
大軍拡の最大の焦点は、敵基地攻撃能力の保有であり、NATO基準(GDP比2%)での軍事費の増大です。
5年間で2倍といわれ、それが実現されると日本はアメリカ、中国につづく世界3位の軍事費を保有することになります。
この軍拡の財源を増税と社会保障費の削減によってまかなおうとしています。
そしてこの大軍拡を足がかりに改憲にむけた動きも本格化されるでしょう。
「憲法をめぐる戦後最大の危機」ともいわれます。
岸田政権がめざす憲法改悪の中身を知り、その問題点を語る力をつけることがもとめられています。
そして同時に、日本国憲法の精神や先駆性を歴史的に学び、憲法を活かした政治と社会を実現するために私たちに何ができるかを考えることが、いまほど重要な時期はありません。
勤通大では、3つのコースのいずれでもこの視点を大事に、テキストを構成しています。
勤通大で、憲法学習を推進しよう!
《基礎理論コース》
第8章「日本社会の変革をめざして」第1節「日本国憲法とは何か」において、日本国憲法の制定の流れ、憲法の理念と特徴を学びます。
そして第2節「戦後日本社会の支配のしくみ」では、日本国憲法のもとにありながら、対米従属と財界・大企業本位となっている戦後日本の支配のしくみがまとめられています。
《入門コース》
第4章「民主主義ってなんだ!」では、歴史のなかで人権と民主主義が生まれ、発展した点を踏まえて、日本国憲法の歴史的意義を学びます。
そして、第5章「私たちが未来を決める」において、憲法を活かした政治と社会をめざすため、主権者である私たちが何をすべきかを、ともに考えます。
《労働組合コース》
第2章「労働者と労働組合の権利」は、人間らしく生き、働く権利のおおもとにある日本国憲法の原則から出発します。
また第6章「よりよい社会と日本の未来」では、労働組合として日本国憲法が保障する「社会権」を全面的に行使することの重要性を学びます。
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