労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

安保法制=戦争法案「合憲」論者はたったの3人

 明日の自由を守る若手弁護士の会(通称「あすわか」。労教協理事である青龍美和子さんも呼びかけ人に加わっております)が、安保法制=戦争法案を「合憲」とする憲法学者が何人いるか調べて、ネット上に公開しています。

 これによると、今回の戦争法案を合憲とする憲法研究者は、たったの3人。
 いずれも安倍首相の「お友達」です。

 八木秀次氏は、「新しい歴史教科書をつくる会」会長だったこともある歴史修正主義者で、育鵬社の歴史・公民教科書の作成にかかわっています。
 第2次安倍内閣の教育実行再生会議のメンバーでもあります。

 百地章氏は、靖国肯定の立場で知られる人物です。
 靖国問題を調べると必ずといっていいほど名前がでてきます。

 西修氏は、安倍内閣のもとに設置されている「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)のメンバーです。
 安保法制懇とは、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定をだす少し前に、行使を容認すべきだとする報告書をだした、あれです。

 人数の少なさだけでなく、非常にわかりやすい構図です。



 なお、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、国会での審議はインターネット中継されており、過去の審議も録画がみれます。
 もちろん、6月4日憲法審査会もです。
 ちなみに3人の参考人が安保法制=戦争法案を「違憲」だと発言したのは、中川正春議員(民主党)の質疑への応答においてです。
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