労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

『前衛』2015年7月号に萩原伸次郎著『オバマの経済政策とアベノミクス─日米の経済政策はなぜこうも違うのか』が紹介されました。

  『前衛』2015年7月号に萩原伸次郎著『オバマイメージ 1経済政策とアベノミクス─日米の経済政策はなぜこうも違うのか』の紹介が掲載されました。
 編集部のご厚意により、本ブログにも転載させていただきます。
  なお、転載にあたり、センテンスごとに改行、パラグラフごとに1行アキ、一部の漢字をひらがなに、漢数字を算用数字にあらためました。

***以下、転載***


 サブプライム・ローンなど金融化によるもうけを野放図に推進し、2008年のリーマン・ショックを引き起こしたブッシュ政権
 これに代わって09年に誕生したオバマ政権は、格差の際限のない拡大を食い止めることを目標にした「中間層重視の経済学」を打ちだします。

 本書は、最低賃金の引き上げや、富裕層への課税強化など、累進課税をすすめ、雇用、医療などでもすすめられてきている政策についての考え方を解説し、「財政の崖」などにどのようにとりくんだのかがわかります。

 同時に、富裕層の負担で弱者保護をすすめようとするオバマ政権の政策姿勢と対比して、アベノミクスが、血税を使って多国籍企業中心の世界戦略をすすめるものであることを分析しています。

***以上、転載
 
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