『学習の友』2020年2月号
『学習の友』2020年2月号を刊行しました。
表紙と目次を掲載します。
今月号の特集は「労働組合を魅せよう─情勢をつかみ、要求で団結」です。
いよいよ春闘本番です。
『学習の友』では、毎年恒例の春闘別冊だけでなく、定期号でも春闘時期に合わせた特集を組みます。
まず2月号では、要求づくりに焦点をあて、賃上げ、労働時間短縮、パート・有期雇用への均等待遇、ハラスメント規制など、とくに重要なテーマを軸に、要求で団結することの重要性とともに、きちんと団結してたたかえば、必ず要求は勝ちとれるという確信をつかみましょう。
現場での要求闘争と情勢をつなぐ学習も重要です。
今回は中小企業に焦点をあて、労働組合側と経営側の双方の視点から考える記事を掲載しています。
ぜひご活用ください。
また、特集外になりますが、昨年末に強行成立させられた、公立学校に「1年単位の変形労働時間制」を導入可能にする法律について、全教の吹上勇人さんにその問題点と運動の課題について書いていただきました。
「働くみんなの労働組合基礎講座 労働組合はすごいぞ②」(槙野理啓さん)、 「憲法まちかど対話」(長尾ゆり)、「あったかほっこりの労働運動」(原冨悟)、「自然と人間の共生」(杉井静子)、「ちょっとだけサイエンス」(前田利夫)、名画紹介(高橋祐吉さん、今回は「一命」)、「まんが おかしい~世界」(HIROさん)、「かがやいています」(今回は中通病院労働組合の伊藤信行さん)、「労運動情報」(高木光さん)、「海のむこう」(布施恵輔さん)、「料理 みんなでおいしく」(池上正子さん)など、各種連載講座・連載読みものも好評です。
以下、編集後記です(一部修正)。
【編集後記】
今月号は春闘特集第1弾として、要求闘争を軸とする内容としました。
いつも思うのですが、本誌は解説的記事とともに、現場からの生々しいレポートが載るのが特徴です。
編集者は、記事の“最初の読者”です。
その喜びを感じながら、この雑誌をつくっております。
現場でがんばっている方々に本誌が活用されることを心より願っております。〈Y〉
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『学習の友』連載中より好評を博した著書が、待望の刊行!
《1990年代以降、日本の労働組合運動は、構造的に困難な時代に入っているといえます。この困難を打開するために、その方向と課題を深めるためにも、戦後の運動の歴史を学ぶことが重要になっています。本書を通じて、労働組合は何のために必要なのか、その存在意味がどこにあるのかを歴史の中で学び、多くの方が労働組合運動に誇りと自信を持って積極的に参加されることを強く願っています。》(「あとがき」より)
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学習を力に春闘勝利を!