『学習の友』2020年4月号を刊行しました。
表紙と目次を掲載します。
【特集① 組織拡大・地域春闘】
多くの職場で、新しい社員・職員が入ってくる季節を迎えました。
そんな若い人たちに、一緒に働く仲間として労働組合の魅力と大切さを伝え、組合員になってもらいたい。
そんな思いでこの特集を組みました。
本特集をつうじて、要求実現と組織拡大を結びつけていくことが大事だということをつかみましょう。
また関連して、地域における春闘のとりくみとその教訓の一端を示す内容も合わせて掲載しました。
地域でのとりくみが職場のたたかいを支え、職場のたたかいを前進させることで地域社会の改善にもつながる。
そういうことを考え、実践していくための一助になれば幸いです。
【特集② 安倍9条改憲NO! 平和な世界と日本を】
先月号では、4月末に予定されているニューヨークでの原水爆禁止世界大会とNPT再検討会議にむけた特集を組みました。
今月号は、そのこととも関連して、憲法問題の新署名に焦点をあて、労働組合が平和運動にとりくむこと、また地域で共同をひろげていくことの重要性を考える特集を組みました。
新型コロナウィルスへの対応をみていてもわかるように、核兵器禁止条約に背をむけ、9条改憲の野望に執念を燃やす安倍政権には、そろそろご退場願わないと、社会は崩壊しかねません。
春闘勝利と改憲阻止・核廃絶を結びつけたたたかいにとりくんでいくために、ぜひ本特集をご活用ください。
「働くみんなの労働組合基礎講座 労働組合はすごいぞ④」(槙野理啓さん)、 「憲法まちかど対話」(長尾ゆり)、「あったかほっこりの労働運動」(原冨悟)、「自然と人間の共生」(杉井静子)、「ちょっとだけサイエンス」(前田利夫)、名画紹介(高橋祐吉さん、今回は「西部戦線異状なし」)、「まんが おかしい~世界」(HIROさん)、「かがやいています」(今回は愛知県医労連の柴田このかさん)、「労運動情報」(高木光さん)、「若者たちと考える過労死・過労自殺⑧」(石井拓児良さん)、「料理 みんなでおいしく」(池上正子さん)など、各種連載講座・連載読みものも好評です。
今月号より、全国各地でとりくまれている学習教育運動を紹介するコーナーを設けました。
第1回目は、北海道学習協です。
基本的に毎月、各地の運動状況について掲載致します。
以下、編集後記です。
【編集後記】
本誌は今月号で800号を迎えました。
創刊から67年。先輩たちの思いを引き継ぎ、編集長を務めていることを誇りに思うとともに、身の引き締まる思いです。
そんな感慨にひたる余裕もないようで、新型コロナウィルスの猛威は日本にもひろがりつつあります。
人間の命にストレートにかかわる問題なのに、安倍政権は相変わらずの“やってる感”演出でごまかそうとしています。
当然のことながら、国民の怒りは爆発寸前。このままだと日本社会は崩壊しかねません。
“知を力”に、団結と連帯でたたかいの強化を!
12年にわたりクロスワードパズルをつくってくれていた山瀬徳行さんが先月号で引退しました。
長い間、本当にありがとうございました。
山瀬さんに代わって、今月号より髙橋俊敬さんがつくってくれることになりました。よろしくお願い申し上げます。 〈Y〉
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※この広告では、早期申込特典が2月末日までになっていますが、3月31日にまでに延長されました。
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《1990年代以降、日本の労働組合運動は、構造的に困難な時代に入っているといえます。この困難を打開するために、その方向と課題を深めるためにも、戦後の運動の歴史を学ぶことが重要になっています。本書を通じて、労働組合は何のために必要なのか、その存在意味がどこにあるのかを歴史の中で学び、多くの方が労働組合運動に誇りと自信を持って積極的に参加されることを強く願っています。》(「あとがき」より)
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学習を力に春闘勝利を!