高知・四万十市職
2年ごとの役員選挙で、4月から新体制の執行委員会がスタートしました。新しい顔ぶれもあり組合活動ほぼ初参加の方もいて、委員長も代替わりしています。そんな中、執行委員会の会議では、目先の課題や取り組みが議題の中心となり、基本的な部分の再確認や細やかな説明などがなかなかできません。そこで、一人ひとりの力量を高めていくきっかけとして、まずは部会の中で学習していくことにしました。
賃金対策部会1回目の会に向けて、題材をどうするか三役と相談していたところ「『学習の友』はどうだろうか?」と提案がされ、内容を確認すると5月号に基本ともいえる「賃金と給与明細」や新採向けの記事があったので、早速取り入れました。
部会では、記事の読み合わせを行い、その後に自分たちが受け取っている給与明細をみることで、項目内容が理解しやすく、「これはどういったものか」と疑問も持つことができました。そこから現在、当局との協議事項でもある給料表についても話は盛り上がり、「自分で自分の置かれている状況などが分かっていないと、考えるべき時に自分自身が困ってくるね」と再認識することにつながりました。
●読みやすい記事が多く、学習の資料としても活用できる
日々の業務も忙しく、組合活動における学習の資料を役員が独自で準備するには時間がかかってしまうので、そんな時『学習の友』は読みやすい記事が多く、私たちが必要とする情報があれば、学習の資料として活用できます。
今後、部会だけでなく執行委員会、補助組織などでも力量を高める手段のひとつとして広げていければと思っています。