これまで事務局での『友』学習会とニュースの発行を事務局活動として位置づけてきた福島県学習協。9月からは県内の読者にも参加を呼び掛け5人が参加した『友』学習会を紹介します。
福島
●5人が参加―『友』11月号学習会
10月24日に『学習の友』11月号の学習会を開催しました。事務局3人の他、前回に続いて農協労連から2人が加わっての学習会となりました。
●職場の現状の報告も
今回の特集は「職場のハラスメント」です。「セクハラ」「パワハラ」「マタハラ」などいろんなハラスメントがあることがわかりました。議論では「今の仕事に務める前の職場でここに書かれている『テクノロジーハラスメント』にあった。これを読んでいれば対処も違ったかも」「JAは共済や物売りの事業推進を過大に設定しており、それを達成しろということとパワハラが一緒になって進んでいる」「合併前は比較的穏やかだった職場にこの推進強化がもたらされたことで退職者が増えている」等の報告もありました。
労働相談センターにパワハラの相談が増えていますが、「パワハラ上司の言葉を録音するように」とか「周りの労働者の証言を集めて」とか話すものの、簡単にいかない現状もあります。
「健康職場をどうつくる」の記事の理解はなかなか難しいものがありますが、重要なのは「労働安全衛生委員会が形骸化されていないか」との指摘だと思います。福島県では福島生協労組が、ここで指摘されているように労使代表と産業医が毎月会議を開いて、その月に起きた出来事を議論し、事故や災害をどうなくしていくかを議論していることです。こうした職場をもっと増やしていくことが重要であることが議論されました。