労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

『学習の友』拡大・推進ニュース№8

神奈川で読者のつどいが開かれました
-県内1000 人の読者をめざして-

 9月15 日、神奈川県学習協の『友』読者のつどいが、20イメージ 1人以上の参加で開かれました。神奈川県学習協は、県内1000 人の読者をめざしています。神奈川では、『友』の読み合わせや学習会づくり、読者増やしを精力的にすすめ、2011 年に705 人だった読者数を2014年には810 人にまで増やしてきています(2月号対比)。労働組合での読者増やしをメインに、個人購読と組織での取り扱いの両面から追求しています。活用面でも、労働組合の会議等での読み合わせ学習、地域の学習組織での学習会などがとりくまれ、横須賀地域では、介護労働者を中心にした読み合わせ学習会が発展して横三合同労組の結成に(13年10月号に手記掲載)。全国の『友』活動の牽引役といっても過言ではありません。

 冒頭、『友』と生年月日が同じという藤田まさ子さん(『友』部長)が、労組専従を定年後も働きながら学習運動をとりくむと開会あいさつ。労働者教育協会から須藤秀幸事務局長があいさつしました。続いて、全国一般神奈川地本の前委員長の藤原保さんが『友』とわたしというテーマでお話しました。ご自宅に40 年来の『友』をすべて保存しているという藤原さん。その長さは3メートルになるといいます。ご自身の『友』との出会いから、長い労働組合活動の中で、その時どきで取り組んできた『友』読み合わせ学習のことなどを語ってくれました。若い頃に好きだった『友』コーナー「今月の詩」(のちに「青春のポエム」に改題)、今は赤旗で連載をしているオダシゲさんの漫画、働き闘っている労働者の姿を大写しにした表紙のことなどを語ってくれました。地域や職場での『友』活用の経験を5人の方が報告しました。

休憩をはさんだ後はギター・ピアノ伴奏でミニうたう会で交流。編集内容への要望も多数出されました(編集部で順次検討、具体化をはかります)。最後に、新事務局長のすずもといさおさんが県内1000 人の読者をめざして発言。魚市場のセリ人だった、すずもとさんも40年来の読者の一人。「私は、『赤旗』の「潮流」と、それから『友』の文章が好きなんです。好きだから他の人にも勧めることができる。我々は、社会変革のプロ。プロは結果を出してこそです。必ず県内読者1000人をやりきりましょう」と訴えました。