体罰をなくそう!
大阪・桜宮高校に端を発して、スポーツ界の体罰が問題になっています。
体罰という暴力行為が人権侵害であることをきちんと訴えていく必要があることを痛感しています。
そんななか、『学習の友』2013年3月号の「職場から 地域から」に、自身の体罰体験から、体罰をなくすことを訴えた投書に出会いました。
全文を紹介します。
体罰という暴力行為が人権侵害であることをきちんと訴えていく必要があることを痛感しています。
そんななか、『学習の友』2013年3月号の「職場から 地域から」に、自身の体罰体験から、体罰をなくすことを訴えた投書に出会いました。
全文を紹介します。
かくいう私は、中学時代に陸上競技をしていました。
その学校は強豪として知られており、毎年のように都大会入賞者、全国大会出場者をだしていました。
しかし、体罰が当たり前のようにおこなわれ、実際に私も体罰を受けました。
平手打ちなどはもちろん、競技用のアルミのバトンや(タータントラック用の丸いピンのついた)スパイクで頭を殴られたこともあります。
さらに、都大会でオーバーゾーンのために失格した際には、アルミのバトンで頭を殴られたうえに、ブロックのキャプテンを外され、2度とレギュラーメンバーとしてリレーを走ることはできませんでした。
体罰を「愛のムチ」などと呼んだり、「指導」の一環とすることは、もうおしまいにしてほしいです。(三嶋陽一・東京)