安保破棄中央実行委員会・全国代表者会議
本日、全労連会館2階ホールにて、安保破棄中央実行委員会の全国代表者会議がひらかれ、66人が参加しました。
今回はいつもの代表者会議より参加県がけっこう増えたとのこと。
その背景には、安保はもちろんのこと、第2次安倍政権発足で憲法運動とと安保破棄運動を結合させることが重要になってきているという問題意識のひろがりがあると思われます。
討論でも、私をふくめて19人が発言し、各地の運動経験とともに、安保学習をどう発展させるか、とくに憲法学習との結合の重要性についての発言が相次ぎました。
倉敷集会などで交流のあった、岡山県労会議の弓田さんも参加しており、青年に安保問題をひろげる工夫などについて発言し、私もふくめて、参加者の関心を呼んでいました。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/gakusyu_1/20190904/20190904120434.jpg)
発言する弓田さん。
私の発言でも、弓田さんの発言に刺激を受けて、どのように安保に接近するか、総学習運動の経験にもとづいて、若干つけ加えました。
以前にもブログで発言したことがあるかもしれませんが、「花粉症も安保のせい」という話です。
そんなにたいしたことではなく、木材の輸入がアメリカに押しつけられた結果、従来、木材として使用するために植林していた杉の木が大量に放置されることになり、杉花粉の大量発生の原因となっているという話です。
この話は、3年くらい前に千葉県学習協の会合で、安保学習の経験を話してくれといったさいにしゃべったことですが、そのとき、さすがはプロです、最初に敏感に反応したのは千葉土建の方でした。
「なるほど。非常にわかりやすい。土建の仕事をしてるとよくわかる。これで安保が身近になった」。
経済的従属の側面を深めると、いろいろな切り口が浮かび上がってくると思います。
安保の本質は軍事同盟であっても、接近のしかたはさまざまな創意工夫を凝らして、いろいろな切り口を研究するといいかとあらためて思いました。〈Y〉
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/gakusyu_1/20190904/20190904120437.jpg)
全国代表者会議の様子。