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『学習の友』活用・拡大交流会での原冨悟さんの報告の中にあった「職場力」の欠如、不足を痛切に感じています。
職場力をつけるためには、学習活動を縦横にすすめることが必要です。しかし、日常の活動の中で、毎日のように日程が入ってくる。活動の中に学習を位置づけることはむずかしく、勤通大を募集して、「一緒にやろう」と声をかけて、スタート時には学習会を決意しても、日々の課題に流されて学習会はおきざりにされてしまい、重荷になっていくこともありました。書記長、委員長が声をかけて、組織して、運営していくのには限界があります。「育成する側の人間」を育てていくことが必要ということの大切さを感じています。
月2回の執行委員会でも時々の課題や集会・行事の確認だけになっています。労働者や労働組合の置かれている状況や世の中の動きを学びながら、職場の状況と照らし合わせて集団で議論する場が、ひとりでは何となく考えていたけれどもみんなで共有する事が必要だと感じています。『学習の友』を、執行委員会で1年間読み合わせをして、少しだけれども議論をしています。まだ大きな変化は見えないけど、できるところから青年部、女性部の役員にもとらせて、役員会に学習の時間をとっていく。県医労連、盛岡地域労連の役員会でも購読して、読み合わせをする。『学習の友』に目を通して少しでも議論するという実践の中から、必ず興味や必要性を感じてくると考えています。自分のできることを一歩ずつやっていきたいと思います。
※『学習の友』活用・拡大交流会で原冨さんは、ベテランの退職や多忙化などで職場の闘争力が弱まっている、活動家が育つシステムが粗くなっているという現状から、当面の課題は、「職場力」をどう高めていくかだ、と提起されました。