労働者教育協会は、6月8・9日、全労連会館にて第53回総会を開催しました。
まずは議長団に選出された2人のあいさつ。
最初は岡山県学習協の長久さん。
昨年秋の全国学習交流集会in倉敷では、現地の責任者として奮闘しました。
本総会で協会の常任理事に選出され、今後のさらなる活躍が期待されます。
つづいて宮城県学習協の鈴木さん。
今年は9月に福島で学習教育運動セミナーがひらかれますが、東北ブロック運営員としての奮闘を期待したいものです。
開会あいさつに立つ山田会長。
来賓あいさつはお二人。
まずはおなじみの、全労連の大黒議長。
つづいて、日本共産党から米沢(まいざわ)労働局次長。
ここからが本番。
須藤事務局長より議案提起です。
議案提起に立つ須藤事務局長。
その後、財政報告、会計監査報告を経て、昼食休憩へ。
午後から討論に入りました。
9日午前を入れて4時間強にわたる討論時間に、なんと35人が発言しました。
平均すると1人7~8分くらいの発言時間です。
近年ではかなり活発な総会だったように思います。
発言する理事の岡崎加奈子さん。
岡崎さんのことは先日紹介しましたので、こちらもご覧ください。
全体としてたいへん前向きな発言が多く、学習教育運動の前進を労働運動をはじめとする社会運動の前進と結びつけて、社会変革に大きく貢献したいという参加者たちの切なる思いがヒシヒシと伝わってきました。
提起された議案は、全会一致で採択されました。
閉会あいさつに立つ牧野副会長。
このたび、『知のエッセンス─働くものの哲学』を刊行した気鋭の哲学者です。
採択された方針の基調は以下の4点です。
②労働組合の次世代育成と全組合員を対象とする学習教育の前進に寄与する
④『学習の友』を運動の土台とする運動を前進させ、秋の「学習教育運動セミナー」の成功を。「労働者教育協会の60年」「提言」の討論を深めよう
いずれも大きな課題ですが、それぞれの個別課題のなかに、こうした基調を貫いていく必要があります。
『学習の友』については純増2000部の目標がかかげられました。
『学習の友』は今年10月、創刊60周年を迎えます。
何としても新たな飛躍を勝ちとりたいものです。
今後とも労働者教育協会と学習教育運動へのご支援・ご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。〈Y〉