労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

学習熱心なマツダ原告団

 『前衛』最新号(2013年7月号)に、座談会「マツダ派遣切り裁判 激励と勇気与える4年間のたたかい」が掲載されています。
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 マツダ原告団事務局長の佐藤次徳(さとう・つぎのり)さんが参加しています。
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 マツダ原告団は、「学びながらたたかい、たたかいながら学ぶ」集団です。
 この座談会のなかでも、佐藤さんは次のようにのべています。
 
 《やはり、学習が力になりました。
 みんな仕事、アルバイトをしながら、夜集まって学習することは非常にむずかしいなかで、自らも律して、学習し、実際のたたかいのなかで深めていくことが実現していった。
 これがすごく大きかったと思います。
 そのなかで、自分らがやることに確信を少しずつ高めていけたから、動揺もなんとか乗り切ることができたのではないかと思います。》
 ※原文は改行なしです。
 
 マツダ原告団は、『学習の友』学習会に定期的にとりくみ、2012年度勤通大基礎コースも集団受講しています。
 昨年秋の全国学習交流集会in倉敷にも参加しています。
 倉敷集会のさいの速報ニュース『ピーチ』3号に掲載した記事を転載します。
 
 《2009年4月30日、山口地方裁判所マツダで派遣切りにあった17人が「正社員としての雇用」をもとめて提訴しました。
 原告団の方々は、たたかうためには学習も必要だということで、2012年度の勤通大基礎コースを受講し、一生懸命、学びながらたたかっています。
 学習会については以前から話はあったものの、なかなか実施するには至りませんでした。意をけっしてはじめてみると、メンバーの意識がだんだん変わっていくのがわかります。
 学習そのもへのむき合い方のみならず、たたかいそのものにももっと積極的にコミットメントしてくるようになってのです。
 文字どおり“学びながらたたかい、たたかいながら学ぶ”を実践しているマツダ原告団の方々は、学習教育運動の“王道”を行っているといっても差し支えないでしょう。
 今後ともマツダ原告団の方々への暖かいご支援をよろしくお願い申し上げます。》
 
 また、『学習の友』学習会については、『学習の友』2013年6月号掲載の佐藤さんの手記「マツダの違法を断罪、派遣13人を正社員と認定─マツダ『派遣切り』勝利判決」のなかで言及しています。
 ぜひお読みください。