朝10:00に県本部でおちあい、まずは車で1時間弱かけて君津市職へ。
ここではT内委員長(県本部書記長)が対応してくれました。
「わざわざこんなに遠くまでお越しいただいて……」と恐縮されてしまいました。
執行委員のなり手がなかなかいない、執行委員会は月2回ひらいても大半は自主的にやっている感じではないので、会議ひとつひらくのもたいへん、職場委員も選べないのでゼロからつくりなおさないといけない、などの悩みが打ち明けられました。
やはり、どこの職場も年々ひどくなってるなとあらためて痛感しました。
市職だけでは難しいので、地域労連でのとりくみもふくめて検討するとのご返事でした。
次に訪問したのは市原市職労。
ここではN雲副委員長、T屋書記長、M山書記の3人が対応。
なんと! お昼のお弁当を用意してくれていました。
ありがたいような悪いような……
やはり君津と同じような状況も語られましたが、ここはN雲さんなど受講経験者もいるので、2~3人程度はでるかもしれません。
市原をあとにして、また1時間近くかけて千葉市にもどり、まずは県職労へ。
K山書記長に会いました。
ここもかつてはかなり受けていたのですが、ここしばらくはあまりでていません。
執行委員会は土曜でないとひらけないなど、ここでも困難な状況が語られました。
たいへんはたいへんだが、各地の支部には若い役員がいるようなので、そこらへんを軸によびかけてみるということでした。
最後は自治労連県本部へ。
S原書記次長(学習協理事)が対応してくれました。
S原さんは、2011年度の会館(県労連ふくむ)内の若手専従者数人による労組コース学習会のチューターをつとめ、なんとか全員修了にこぎつけてくれました。
「たいへんだったけど、職員研修といちづけて勤務時間中にやったからね。
とにかく無理無理でも終わらせないと」
いやはや、ありがたい限りです。
このグループで今年は基礎コースをやってくれるとのこと。
ひきつづきS原さんがチューターを引き受けてくれます。
S原さんからは、組合運動の後継者が育ってないから、このままでは5年以内くらいに労教協がつぶれかねないし、そうなると全労連運動はますます困難になるから、早急に手をうたないとと、重要な問題提起をしてくれました。
ものすごく大事で、深刻な問題です。
基本的には全労連や単産、地方組織内部の問題ですが、協会としても真剣に考えていかなければならない問題だと感じています。
今回は、ふだんはあまり行くことのない、千葉市からは遠い所に重点をおいたので、県本部をふくめても4ヵ所しかまわれませんでしたが、今後の働きかけもふくめて、なんとか成果につなげていきたいと思います。 (勤通大部長・吉田ふみお)