労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

『中小企業の未来を拓く─労働組合の課題と解決法』発行記念シンポジウムに60人が参加

 労働総研中小企業問題研究会編著『中小企業の未来を拓く─労働組合の課題と解決法』《学習の友社)の発行を記念したシンポジウム「中小労働運動が直面する課題と展望─次世代のあなたとともに」(全労連と学習の友社がが、1月31日(火)夜、全労連会館2階ホールにて開催され、60人が参加しました。

 シンポジストは4人で、松丸和夫さん(中央大学教授・中小企業問題研究部会責任者)が中小企業をめぐる情勢と諸課題について、生熊茂実さん(JMIU委員長)が「合意協力型労使関係」と職場の将来展望について、藤好重泰さん(建交労委員長)が経営環境の改善をはかる労使共同の発展方向について、大木寿(全労連全国一般副委員長)が「たたかう提案型」運動の課題と展望について、それぞれ報告。

 シンポジスト4人の報告を受けて、活発な討論がなされました。

 司会(コーディネーター)は中島康浩さん(部会事務局)がつとめました。

  『中小企業の未来を拓く』のかっこうの宣伝場所となり、当日購入された方もたくさんいました。

 中小企業における労働運動の発展とともに、日本経済を底辺から支えている中小企業の発展を労働者の立場から促進していくためにも、本書が多くの方に読まれ、活用されることを期待しています。  (ブログ担当・吉田ふみお)