学習教育運動セミナーin浜松
第1日目は、まず山田敬男労働者教育協会会長が、「なぜいま学習教育運動が必要なのか」を問題提起。
3・11以降の歴史的展開の時代において、どのように情勢をとらえるのか、そして労働運動の課題はなにかを中心に、労働組合における学習教育運動の重要性、とりわけ階級的自覚の形成にとって、民主主義と権利意識の成熟が重要であることを強調されました。
ひきつづいて、静岡のローカルセンターである静岡県評の林克議長から特別報告をいただきました。
林さんは、この間とりくんできた最低生計費試算運動を中心に報告。
4000人以上のアンケート調査で明らかになった静岡の最低生計費は自給換算で1356円になるそうです。
林さんはこの調査はいろいろな学習に発展する素材であり、さまざまな議論をおこせるし、学習教育活動でもおおいに活用していきたいと話されました。