労働者教育協会は、10月17日(土)から18日(日)にかけて、石川県青少年総合研修センターを会場にして、「2015年 学習教育運動セミナーin金沢」を開催しました。
このセミナーは、労働者の闘いに役立つ学習教育運動をひろげるために、職場や地域でさまざまな形で学習活動をすすめている労働組合活動家や学習活動家が集まって、学習と経験交流をおこなうという目的でひらいたものです。
開催地石川をはじめ、富山、長野、愛知、大阪、兵庫、福井、三重から67名が参加しました。
2本の講演と6本の実践報告、分散会での討論で、学習と交流を深めました。
このセミナーは、労働者の闘いに役立つ学習教育運動をひろげるために、職場や地域でさまざまな形で学習活動をすすめている労働組合活動家や学習活動家が集まって、学習と経験交流をおこなうという目的でひらいたものです。
開催地石川をはじめ、富山、長野、愛知、大阪、兵庫、福井、三重から67名が参加しました。
2本の講演と6本の実践報告、分散会での討論で、学習と交流を深めました。
1日目は、最初に全体会をおこないました。
主催者挨拶で労教協の久田隆章副会長は、労働組合との協力や学習組織の強化を強調しました。
現地歓迎挨拶で石川県労連の桶間諭議長は、労働組合強化のために学習組織への期待をのべました。
つづいて、労働者教育協会の山田敬男会長(現代史家)が、2本の講演をおこないました。
1本目の演題は、「歴史を創るのは民衆の闘い。戦後史を踏まえて考える」です。戦後の社会運動の歴史をふりかえったうえで、安倍首相がねらっているものを明らかにし、政治変革の新しい可能性と今後の課題について提起しました。
2本目の演題は「労働運動の発展に学習教育運動はどう寄与するか」です。
「活動家集団」を育成するための学習教育の内容や、階級的自覚をもつ活動家育成の重要性、学習組織は科学的社会主義の立場にたった大衆的な学習教育団体であることなどについて講演しました。
つづいて3本の実践報告がおこなわれました。
ネットシステムの利用に苦労しながら丁寧な学習援助をすすめている愛知での「わくわく講座」のとりくみを愛労連の龍尾由美子さん、かつてない共同で2000人規模の大衆行動もとりくんだ戦争法反対のたたかいを石川県労連の長曽輝夫さん、解雇闘争や介護労働者の処遇改善など富山の労働者のたたかいを富山県労連の高野善久さんが報告しました。
講演と実践報告を受けて、分散討論をおこないました。夜の交流会では、石川県学習協の中野映一事務局長の司会で大いに盛り上がりました。
ネットシステムの利用に苦労しながら丁寧な学習援助をすすめている愛知での「わくわく講座」のとりくみを愛労連の龍尾由美子さん、かつてない共同で2000人規模の大衆行動もとりくんだ戦争法反対のたたかいを石川県労連の長曽輝夫さん、解雇闘争や介護労働者の処遇改善など富山の労働者のたたかいを富山県労連の高野善久さんが報告しました。
講演と実践報告を受けて、分散討論をおこないました。夜の交流会では、石川県学習協の中野映一事務局長の司会で大いに盛り上がりました。
2日目にも、3本の実践報告とそれを受けての分散会をおこないました。
実践報告は、職場でのわくわく講座のとりくみを石川民医労の山中尚史さん、職場での勤通大の学習会のとりくみを長野医療生協労組の寺島春美さん、関西労働学校での基礎理論学習や組織活動、学ぶことの魅力について関西勤労協の中野竜太さんが報告しました。