●社会を変えられるという展望を、仲間と一緒に持てることほど、希望にあふれることはない
民青同盟北海道委員会 伊藤 ナシカ
●あたらしく迎えた仲間と
現在北海道の民青専従者で勤通大を受講し、集団で学習しています。勤通大を受講するキッカケは昨年新しく専従の仲間を迎えたので、学習していこうと受講しました。私は3年前に受講を終えていたので、今回は推薦チューターとして参加しました。
●青年に寄りそえるのは…
民青同盟の専従は、青年の要求によりそい実現していく青年です。そのためには、社会の根本を知り、いまの現状をどう変えていけば良いのか科学的に学ぶことが大切です。そして、活動により確信をつかむことができます。高すぎる奨学金や不安定な労働、広がる格差と貧困など、安倍政権によっていま青年の生活環境はひどくなっていくばかりです。しかし、そんな現実にあきらめず、声をあげ社会を変えていこうと「主権者」として立ち上がり行動をひろげていくのが民青です。 民青の活動を先頭にたって進める専従者が、社会の仕組みを根本から学び、変えていける展望をつかむことは、欠かせません。私自身、専従を決意して1年目に勤通大の基礎コースを学び、自分の活動に確信を持てました。民青の専従者として活動する中で日々勤通大の学びがあったからこそ、これだけ青年に寄り添えるんだと感じています。
●搾取の仕組みを学んだとき
学習の仕方は、毎回範囲を決め担当者がその範囲をレジュメにし、1時間ほど説明したあとみんなで交流していくというやり方です。ほぼ毎回北海道労働者教育協会の片岡克己先生に入っていただき、詳しい説明や疑問など丁寧に応えていただいています。
独習してきたことをアウトプットし、みんなで交流することでさらに知識が深まり毎回の学習が本当に楽しいです。回を重ねるごとに楽しくなっていく実感があります。
第3章第3節の「搾取のしくみ」を学んだ時は、「労働者が売っているのは労働ではなく労働力ということを明らかにしたことで搾取の仕組みが分かる。いま民青ではユニオンや最賃あげろデモなどと協力して時給1500円にという要求を掲げているが、搾取の仕組みを知って時給1500円というのはまっとうな要求だと確信になった」と話され自分たちの活動と引きつけて毎回議論が深まります。
●17年度は憲法コースに
勤通大の学習を通して良かったことは、同じ民青の専従として活動する仲間が学んでどう感じたかを知れることです。社会を変えられるという展望を仲間と一緒に持てることほど、希望にあふれることはありません。
そして私自身の社会を変える確信にもなっています。いまの日本で起こっているひどい現状は決して個人の責任ではなく、政治や社会の問題です。そしてそれは変えていくことができるし、一日も早く青年が生きやすい社会にしていかなければと熱い思いが湧いてきます。
勤通大「基礎コース」での学習がとてもためになり、楽しかったので17年度から「憲法コース」を受講することにしました。安倍政権は憲法を変えることをたくらんでいます。憲法をしっかり学び憲法改悪阻止の運動の先頭にたてるよう奮闘する決意です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
勤労者通信大学2017年度受講生募集中！
受講申込・資料請求・お問い合わせは下記まで。
kin@gakusyu.gr.jp
kin@gakusyu.gr.jp
