学習組織全国連絡会議に合わせて、初日21日の夜、学習活動家と語る会の第2弾として、畑田重夫さんと語る会を開催しました。
畑田さんは労教協の元会長であり、現在は名誉会員です。
「こういう場を設けてくださったことに、私は“3感”といっていますが、まずは、感謝・感激・感動です」と語り、戦後、所属した部隊では自分1人だけが生き残ることになってしまい、仲間の分まで生きなければと思ったことや、大学の教職時代に国鉄労働者と接したときのカルチャー・ショックを受け、以来、労働者・労働組合の仲間たちとともに学び、ともにたたかうことを決意。
やがて労働者教育協会の運動に参加し、さまざまな教訓を得てきたことなどが語られました。
「思想上の恩師は労働者」「一般国民大衆は体制順応になりがちだが、活動家は歴史に学び、ぶれることがない」などの名言がいくつも語り、「不動の確信をもって学び、たたかい学びつづけよう」と力強く訴えて、1時間ほどの講演を終えました。
この正月は帯状疱疹だったので病み上がりだといっていましたが、年末には沖縄に行かれていたとのこと。
機動隊と遭遇して、「あなたがたも嫌な仕事をやらされてたいへんだ。真の敵は日米両政府、諸悪の根源は日米同盟だ」と叫んで、若い機動隊員を黙らせたとのことで、そのパワフルで情熱的な姿勢、そして海よりも深い連隊精神に、みな圧倒されました。

