5月5日(金)、「畑田重夫先生とのお別れ会」が、都内でひらかれました。
労教協からは山田敬男会長が発起人の一人となり、当日は弔辞をのべました。
以下、山田会長による弔辞の内容を一部紹介します。
畑田氏は、労働者教育協会の3代目の会長であり、全国革新懇、平和委員会、日本原水協、日朝協会などで多様な役職を歴任。
国際政治学者として、執筆活動とともに、全国各地で講演や学習会の講師活動に奮闘。
また、1987年と91年には、革新共同候補として東京都知事選に立候補しています。
憲法をまもり、活かすには、安保条約を廃棄しなければならないことを主張してきました。
70年安保闘争時に神奈川学習協と民青同盟、労組青年部共催の「横浜青年安保学校」の講師を務め、「諸悪の根源は安保条約」だと熱烈に訴え、多くの青年たちの心を捉え確信を与えました。
これからの日本社会の変革を考えたとき、とくに憲法を活かした社会をつくるには、日米軍事同盟からの離脱、安保条約の廃棄は絶対に必要です。
そのことの議論と学習がきわめて大切です。
畑田氏の提起は今日的にみても大きな意味をもっています。
いま、労教協は、「憲法・くらし・安保」の総学習運動を推進しています。
畑田氏の思いを受け継ぎ、大軍拡と改憲を阻止するために最大限の努力をしていきたいと思います。
お別れ会には全国から220人ほどが参加。労教協からは大石達弥事務局長や、先生とゆかりのあった会員の方も多数参加をされました。
なお、『学習の友』2023年3月号に神奈川学習協の新谷昌之さんと法政大学名誉教授の五十嵐仁さんが追悼文をよせていますので、こちらもぜひお読みください。
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