
先月刊行しました『変えてはいけない憲法9条』が各地で好評を得ています。
憲法関連の学習会や講座にでかけて訴えれば、かなりの人が買ってくれるという報告を得ています。
憲法関連の書籍は、書店にはたくさん並んでいますので、書店売りだけに頼るのは限界があります。
あらためて、本書の意義と魅力をひろげていきたいと思っています。
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この本は「憲法大学習運動」を推進していくための教材の一環として企画しました。
安倍政権が今年中の改憲発議に意欲を燃やし、急ピッチで準備をすすめているという情勢に考慮し、改憲のねらい、「自衛隊明記」論の意味、メディアの動向、北朝鮮問題、立憲主義、憲法と日米同盟、若者の憲法観、などのテーマをとりあげます。
安倍政権が今年中の改憲発議に意欲を燃やし、急ピッチで準備をすすめているという情勢に考慮し、改憲のねらい、「自衛隊明記」論の意味、メディアの動向、北朝鮮問題、立憲主義、憲法と日米同盟、若者の憲法観、などのテーマをとりあげます。
冒頭の総論は一定の長さの論稿になっていますが、あとはすべて各1000字程度のQ&Aになっています。
現場でよくだされる疑問や質問、ぶつかる問題を精選し、日ごろから学習教育運動に深くかかわっていただいている方々を中心にご執筆いただいております。
刊行当初から、「これは使いやすそうだ」「文章もわかりやすくて短いから、読みやすそうだ」といったありがたい声をいただいております。
「憲法大学習運動」は、労教協が2008年ごろから推進している「なくそう貧困 まもろう憲法 なくそう安保」の総学習運動を発展させたものでもあります。
そのため、このブックレットの企画は、労教協の総学習運動プロジェクトとして引き継がれ、実行されました。
この本が、新たな署名の推進や「安倍9条改憲」をストップさせる運動を前進させる力となれば幸いに存じます。
(労働者教育協会・総学習運動プロジェクト事務局)
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子どもの頃、お化けが怖かったという記憶があるでしょうか。
でも、妖怪も魔女も怪獣もいないとすれば、怖いものはなんでしょう?
台風や地震や大噴火は自然現象ですが、人の世で戦争ほど怖いものはありません。
戦争を起こすのは国家権力です。
世界各国に憲法ができて「王様でも大統領でも首相でもやってはいけないことがある」と定まり、民主主義が広がれば、最大の暴力である戦争の禁止が課題になるのは必然です。
そして日本国憲法ができました。日本の憲法は先駆的であり、未来の地球の「ふつう」です。
そんなあたりまえの憲法を変えようとする人々がいます。
「国民の安全を守る」「自衛隊のみなさんに感謝する」…口ではきれいなことをいいながら、国民に秘密で権力の暴走がすすみ、民主主義を踏みにじり、戦争につながりかねない準備が行われています。
「その汚れた手で憲法にさわるな!」
考え方や政党支持は違っても、今、憲法を変えたら危険だ…この思いは国民の多数になりつつあります。
本書は、現在の憲法問題をQ&Aを中心にまとめました。
本書が新しい行動のきっかけとなれば幸いです。 (本書の扉より)
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