労働者教育協会(労教協)と都道府県学習組織(学習協)は、1月23~24日、東京都内で第52回学習組織全国連絡会議を開催しました。
全国連絡会議運営委員長の久田隆章氏(愛知県学習協事務局長)のあいさつのあと、日本共産党の笠井亮衆議院議員は、「戦争法廃止の国民連合政府をめぐって」と題して、全労連の小田川義和議長(労教協副会長)が「新しい段階の市民運動と全労連のたたかい─参議院選挙で安倍政権をおいつめるために」と題して、それぞれ講演し、情勢や運動の現状と課題について確認し合いました。
労教協の須藤秀幸事務局長が議案提起し、①戦争法廃止と立憲主義の回復、そのための新しい政権を獲得する運動がとりくまれるなか、職場からたたかう力をつけるなど、学習教育運動としてどのように貢献するか、②学習組織の共同の課題としての『学習の友』・勤労者通信大学(勤通大)・全国学習交流集会inヨコハマ(ヨコハマ集会)の運動をどうすすめるか、③労教協・都道府県学習組織自身の力をどうつけるか、について経験交流と課題を深めてほしいと訴えました。
2つの講演と議案提起を受けて、全体会および分散会において、運動の経験を交流するとともに、当面する勤通大募集と学習援助、秋のヨコハマ集会の成功にむけて、全国を一つに奮闘する決意を固め合いました。