労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

学習教育運動セミナーin茨城

 11月7日(土)~8日(日)、茨城県潮来市にて、学習教育運動セミナーin茨城を開催し、67人が参加しました。
 今年は島根、石川、茨城と3箇所で開催し、島根は80人、石川は67人が参加し、大盛況のうちに3箇所すべてが終了しました。

 茨城セミナーでは、初日は、労教協常任理事の高橋勝也氏(神奈川県学習協副会長)による主催者あいさつ、茨城県学習協会長の田中重博氏(茨城大学名誉教授)による現地あいさつにつづいて、労教協常任理事の長久啓太氏(岡山県学習協事務局長)が、「理論学習を力に、青年が活躍する運動に」と題して講演しました。
 長久氏の講演は学習教育運動論全体にわたるものですが、岡山での経験を軸にしつつ、もっと根源的に教育のあり方やかまえという問題にまでさかのぼった問題提起となりました。

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 初日の講演後、実践報告ということで、神奈川県学習協の鈴本伊左雄事務局長から『学習の友』の活用・普及について、埼玉学習会議の森谷三千雄事務局長から昨年から復活した労働学校のとりくみについて、それぞれお話しがありました。

 初日は長久講演と実践報告を受けて、4班に分かれての分散討論を実施。
 初日は初顔合わせということで自己紹介中心でしたが、感想交流についても活発におこなわれました。

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 初日の夜は夕食交流会ということで、お酒も交えながら大いに懇親を深めました。
 途中、長年にわたって学習教育運動にとりくんできた各県の活動家からお話しを聞く場面があるなど、とても充実した内容となりました。

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 2日目は、労教協事務局次長の相澤幸敏氏(元日本医労連書記長)が、「みんなが元気になる、労働組合の教育活動」と題して講演。
 長年にわたって東京医労連日本医労連などで学習教育活動に携わってきた経験をふまえ、労働組合活動の新たな前進を勝ちとるために、いまどのような学習教育活動がもとめられているのかを問題提起しました。

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 2日目も、基本的に初日と同じ4つの班で分散討論し、相澤講演を中心にセミナーでの学習内容について深め合いました。

 閉会となる全体会では、労働学校さいたま教室運営委員長を務めていた埼玉の女性活動家、地元・潮来市職の活動家からそれぞれ感想発表していただきました。
 弁護士の杉井静子副会長が閉会あいさつし、2日間にわたるセミナーを閉会しました。