労働者教育協会は11月10日、2013年度第2回理事会を東京都内で開催しました。
この理事会の任務は、6月の総会以後の運動の教訓を明らかにし、時代にふさわしい運動をつくりあげる契機とするためにも、年末から来春の総会にむけての学習教育運動の課題を明確にすることにあります。
須藤秀幸事務局長は、事前に配布した議案にもとづいて報告。
「憲法・安保・貧困」の総学習運動のさらなる前進、来年秋に開催する「全国学習交流集会in千葉」の成功にむけて準備をすすめるとともに、当面は『学習の友』拡大運動と勤労者通信大学2014年度募集を成功させようと訴えました。
憲法改悪の危険が本格的に深まるなか、憲法学習を前面に押しだした「憲法・安保・貧困」の総学習運動についてあらためて意思統一をはかるために、討議資料「憲法問題の歴史的たたかいの時代にふさわしい総学習運動の推進を」を作成し、議案書とともに配布。
山田敬男会長は開会あいさつのなかで、「討議資料を大いに活用し、総学習運動についての議論と意思統一を深めよう」と呼びかけました。
山田会長はさらに、「社会発展の法則や階級闘争へのイデオロギー攻撃が強まっている」と警鐘を鳴らし、「科学的社会主義の基礎的理論をまもるだけでなく、さらに発展させる必要がある。創意工夫を凝らして運動の前進を」と力強く訴えました。
議案は全会一致で採択され、秋から来春の総会にむけた運動の前進にむけた決意を固め合いました。