10月5~6日、13都県103人の参加で2013年学習教育運動セミナーin高知(桂浜)を開催しました。
1日目は、経済学者の上瀧真生氏(流通経済大学教授・京都学習協副会長)による「社会を科学する楽しさ」と題して、『資本論』第1巻のエッセンス(勤労者通信大学基礎コースの第3章に相当)と未来社会論の2部構成で講義していただきました。
京都学習協の講師陣にも名を連ねる、学習教育運動にも積極的に参加している経済学者で、短い時間のなかではありましたが、できる限りわかりやすく、かつ、内容を薄めることのないよう、かなりの苦労がうかがえるレジュメと講義内容でした。
講義後は6人ずつに分かれての分散討論で講義内容を深め合いました。
夜は夕食交流で親睦を深めました。
京都学習協の講師陣にも名を連ねる、学習教育運動にも積極的に参加している経済学者で、短い時間のなかではありましたが、できる限りわかりやすく、かつ、内容を薄めることのないよう、かなりの苦労がうかがえるレジュメと講義内容でした。
講義後は6人ずつに分かれての分散討論で講義内容を深め合いました。
夜は夕食交流で親睦を深めました。
引きつづき2日目は、労働者教育協会会長の山田敬男氏(現代史家)が、「つながり、学び、ひろげる─今日の大衆的学習教育運動の課題を考える」と題して講演。
「提言」と「60年史」をベースにしながら、自身が活動家としての生き方を決意するに至る経験なども交えてのお話は、ときには爆笑を誘いながらの和やかな雰囲気をともないながら、今日において学習教育運動の意義と魅力を考えるのにふさわしい内容となりました。
さらに特別発言として、経済学者の丹下晴喜氏(愛媛大学准教授)より、ゼミでおこなっているホームレス支援のことや、愛媛大学で活発になっている学生運動の様子などが紹介され、若者へのアプローチという点で参考になる事例が紹介されました。
とくに現地・高知の奮闘が目立ち、初日のみ日帰り参加もふくめて、全体の半分を超える60人近くを組織しています。
また若い人や女性の参加も目立ち、非常に雰囲気のいい2日間でした。
また若い人や女性の参加も目立ち、非常に雰囲気のいい2日間でした。
台風の影響で初日は土砂降りでしたが、2日目は打って変わって見事に晴れ上がったので、午後からの自由民権記念館へのオプショナルツアーは勉強にもなりましたし、晴れやかでとても気分がよかったです。
なお、岡山県学習協のブログにも高知セミナーのことがアップされていますので、ぜひご覧ください。
http://benkaku.hatenablog.com/entry/2013/10/08/100117