本日午前、教育理論委員会の事務局会議をひらきました。
議題は、2012年度後半の研究会計画についてです。
議題は、2012年度後半の研究会計画についてです。
総学習運動=安保問題については、すでに今年度は2回開催してますが、秋から冬にかけてより本格的にとりくむ予定です。
全部で5回の研究会を計画中です。
①アメリカはなぜ日米安保にこだわるのか
②日本の支配層〈政府や財界〉はなぜ日米安保にこれほどしがみつくのか
③沖縄と日米安保
④労働運動と日米安保
⑤アジアにおける平和のルールづくり─ポスト日米安保を考える
各テーマはまだ仮のものですが、いずれもこの間の学習会などで質問がでたり、関心の高いテーマです。
②の問題は意外と昔からよくでる疑問ですが、最近は①もよくだされます。
①の問題は、学習者の関心であると同時に、講師としてもなかなかきちんと答えることのできないテーマです。
『学習の友』の安保連載が10月号で一区切りとなり、1月号あたりから新しい安保連載をはじめる予定です。
新しい連載講座でも、上記のテーマのいくつかはとりあげていきます。
春闘問題は、もともとは、今度の『学習の友』春闘別冊に労教協らしい春闘学習のコーナーを設けるためのアイディア集めということから出発しているのですが、この間、春闘について労教協として組織的な議論をほとんどしてこなかったこともあり、テーマがテーマだけに、やはりきちんと継続的にとりくんでいくべきだろうということになったものです。
これまでのところ、以下のようなテーマですすめていこうかということになっています。
①春闘再構築の課題は何か(1)─民間を中心に
②春闘再構築の課題は何か(2)─公務労組を中心に
③春闘再構築の課題は何か(3)─ナショナルセンター・ローカルセンターを中心に
④春闘の歴史的な検討
⑤財界・連合の春闘政策をめぐって
⑥学習教育は春闘学習にどのようにとりくんでいるのか
以上のすべてを扱いきれるかはわかりませんが、10月ぐらいから研究会をスタートさせたいと考えています。
先ほどのべたように、今月末の教育理論委員会で上記の内容を事務局から提起して議論し、内容を整理し直したうえで、正式に発表したいと思います。〈Y〉