弊社刊行の大久保史郎編著『いまなぜ公務員の市民的・政治的自由か』が、雑誌『経済』最新号(2012年10月号)に紹介されました。
編集部のご厚意で、紹介文を転載します。
なお転載にあたり、読みやすくするために改行を増やしました。
編集部のご厚意で、紹介文を転載します。
なお転載にあたり、読みやすくするために改行を増やしました。
※以下、紹介文
公務員の地位・権利・実態ほどゆがんで理解されている問題もめずらしい。
公務員の『市民的・政治的権利」剥奪を、戦後の公務員制度の歴史と、自由獲得の運動からとりあげた本書を読み、目が開けた思いがする。
公務員が休日にビラをまいたら逮捕という、国連の人権規約委員会からも是正勧告を受ける異常さ。
大阪・橋下氏の職員規制条例、政治活動制限条例の危険性。改憲手続法(10年5月施行)における公務員の国民投票運動をどう保障するか。
これら人権論の根にある問題を、ドイツ、フランス、アメリカとの国際比較もふまえて解説している。
読後には、主権者としての権力の監視には、国民と公務員・公共労働者との接点を強めることが不可欠であると合点がいく。(良)
※以上、紹介文
定価1400円
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電話03-5842-5641
FAX03-5842-5645