労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

2・19脱原発杉並

 本日、地元の東京・杉並で、「2・19脱原発杉並」と称する集会とデモが開催されました。
 
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 これはネットから拝借したもので、未完成品のチラシのようです。
 午前10時と書かれてますが、集会は午後1時開催でした。
 
 これとはまったく体裁のちがうチラシが某新聞に折り込まれていたのを発見したのは数日前。
 裏面にたくさんの呼びかけ人の名前があるだけで、主催者がよくわからない(実行委員会形式のようなので、その旨を明記してくれればよかったのですが)ので、ちと戸惑いましたが、少なくない知人がかかわっているようなので、とにかく「のぞいてみよう」と会場かけつけました。
 
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 集会会場は地下鉄東高円寺駅前の蚕糸の森公園
 ここはかつて、農林水産省の蚕糸試験場があった所です。
 
 開会となる13:00ギリギリにつき、何人かの知り合いとすれちがい、会釈しながら舞台(というほどでもなかったが)の方向に歩いていきました。
 
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 いま東京で展開されている「原発」都民投票ののぼりも。
 共産党や東京土建、杉並区労連など労働組合社民党新社会党ののぼりもみえておりました。
 
 呼びかけ人には、右翼の鈴木邦男や、かつて「新しい歴史教科書をつくる会」の会長であった西尾幹二の名前もありました。
 文字どおり、右から左までごった煮状態です。
 
 鈴木邦男は登壇してあいさつ。
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 「右も左も仲良くしましょう」と叫んでました(笑)
 
 脱原発杉並の公式サイトに掲載されていますが、西尾幹二のメッセージも紹介されました。
 
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 司会の方が西尾幹二のメッセージを読み上げています。
 
 やはり区民である歌手のきたがわてつさんも駆けつけ、憲法第9条憲法前文につづき、25条にもメロディをつけたといって、その場で披露しました。
 
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 憲法25条の歌を歌うきたがわてつさん。
 
 杉並は原水爆禁止運動発祥の地としても知られてますが、署名運動をはじめたとされる鮮魚店の娘さんも駆けつけて訴えていました。
 ポジションが悪く、残念ながら写真はうまくとれませんでした。
 
 登壇者はこのほかに、「もやい」の稲葉剛(湯浅誠の盟友)、世田谷区長の保坂展人(のぶと。前衆議院議員。東京8区〈杉並〉に鞍替えしたさいに落選)らがいました。
 
 デモはさまざまな工夫が凝らされ、パパママ、子どもの隊列「ほのぼのゾーン」、鍋やフライパンをもって参加する「怒りのドラム隊」、DJカー、バンドカー、カラオケカー、プラカード隊、シュプレヒコール隊、ダンスゾーンなど、それぞれの得意分野ややりたいことに応じて隊列を選ぶというもの。
 カラオケカーでは、ほとんど脱原発とは関係ないと思われる歌もたくさん歌われていましたが、みんなノリノリでした。
 
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 隊列の前の方は、カラオケカーなどどちらかというと若者向けで、みんな歌に合わせて思い思いのグッズを掲げたり、踊ったりしながら歩いていきます。
 後ろの方は、杉並区労連や革新懇など、「古典的」なシュプレヒコールが飛び交うグループですが、こちらは少しおとなしめ。
 左右だけでなく、老若男女が共存するアピール集団といった装いでした。
 
 参加者は公式サイト内のツイッターによると、4000人、5000人、11000人の3つの説がでていますが、私の感触としては、たしかにけっこうたくさんきていましたが、さすがに万単位の参加者はいなかったように思います。
 
 明日は新潟出張のため朝早いので、写真の紹介を中心に、後日つづきを掲載します。  (ブログ担当・吉田ふみお)