『学習の友』2023年12月号が完成しました。
もうすぐ書店に並びます。
今回の特集タイトルは、「崩される暮らしと権利――ストライキで社会を変える」です。
財界の労働力流動化政策により、労働者の権利が大きく破壊されようとしています。
労働時間規制緩和の動きはたいへん危険です。
いまこそ、長年の闘いで獲得した労働法の本質を学習し、それをまもりぬくべきときです。
現場から労働基本権を行使していきましょう。
全労連は23春闘にひきつづき、24春闘でもストライキ闘争を重視します。そ
れは日本の民主主義を再生させる道でもあります。
そごう・西武労組のストライキをどうみるか。
約40年間、民間大企業でのストライキは封じ込められてきました。
それはなぜなのか。
そごう・西武ストを契機に、転換する可能性があるのか。
日本社会のあり方として、ともに考えます。
ストライキを打てる組織づくりへ。
青森県医労連の経験を共有しましょう。
長らく賃上げができなかった病院。
ストを背景とした団交でいかに壁を突破したのか。
職場闘争、産別・地域の連帯……など、多くの教訓が詰まっています。
いよいよ24春闘への準備がはじまります。
要求運動と学習を結びつけて、実りの秋に!
以下、編集後記です。
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【編集後記】
アメリカでストライキ闘争が高揚しています。
日本でも8月のそごう・西武労組のストライキが注目されました。
本号では、そごう・西武労組の事例の歴史的背景を考えながら、私たちの足もとからのたたかいの意義を考えます。
呉さんは約4時間半もの取材に、熱い語りで応じてくださいました。
そごう・西武ストライキの意義は、戦後労使関係の歴史をふりかえるなかで、いっそう深くみえてきます。
大企業でなぜ長年ストライキが封じ込められてきたのか。そ
れがなぜ今回、ストライキの決行となったのか。
調査研究に裏打ちされた興味深い問題提起が随所に盛り込まれています。
ストライキができる組織づくりは、日本の民主主義にとっても重要なテーマであることを再認識。
青森県医労連・健生病院の実践も教訓的です。
運動の地道な蓄積を感じました。
そして産別・地域との共同の大切さ。
100人参加の団交での熱気、エネルギーも印象的。これからも「友」は現場の活動の息吹を伝えていきます。
前号から科学的社会主義連載がはじまりました。
現実の課題から出発して、科学的社会主義理論の有効性をわかりやすく論じる講座です。
好評の桔川さん韓流ドラマ評、隔月連載になります。
楽しみながら現代韓国社会と日本について考える機会にしてください。
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