労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

「労働学校運動を発展させるつどい」を開催! 「学びの森~オンライン全国労働学校」の成功にむけ、みんなで力を合わせよう!



 7月30日(日)に「労働学校運動を発展させるつどい」をオンラインで開催しました。
 19都道府県+労教協事務局の20組織・35人が参加しました。

 この「つどい」は、労働学校運動の重要性や魅力を再確認し、全国的な運動として再生・前進させていくために、現在労働学校を開催できている組織に学び、その経験を共有するとともに、10~11月にかけて開校する「第1期学びの森~オンライン全国労働学校」のとりくみを大きくひろげることを目的に、学習組織全国連絡会議運営委員会が主催し、労教協の協力により企画・実施されました。

 労働学校運動は現在、さまざまな貴重な成果とともに、コロナ禍もふくめてさまざまな困難に直面しています。
 今年は運営委員会主催、労教協協力ということで、文字どおり全国的なとりくみとして再生・前進させていこうというコンセプトにふさわしい開催となりました。

 第1部では、岡山県学習協事務局長の長久啓太氏による「労働学校運動の魅力と困難、そしてこれから」と題する問題提起、神奈川・千葉・香川からの実践報告を受けて感想交流しました。
 第2部では、第1分科会「労働学校運動交流会」、第2分科会「学びの森~オンライン全国労働学校~を成功させる交流会」に分けて議論を深めました。

 第1部の問題提起で長久氏は、30年近くにわたる労働学校運動と自身のかかわりを振り返りつつ、労働学校の魅力と役割、運営活動上の工夫や苦労とともに、自身も講師を務める「第1期学びの森~オンライン全国労働学校」の成功にむけた問題意識を語りました。

 長久氏の問題提起もふくめて共感するところが多かったのですが、全体をとおしてとくに印象的だったのは、受講生どうしの信頼関係づくりに力を入れている経験が交流できたことです。
 大阪からは受講生への電話かけの話がだされましたが、私自身、コロナ禍をきっかけに休校中の東京労働学校三多摩教室で20年にわたって運営活動に携わり、一時期は腕が腱鞘炎になるほど何十本もの電話かけをしたことを昨日のように思いだします。
 そうした努力をつうじて、受講生1人ひとりが主人公となる、その一端を確認できたときの喜びは何ともいえないものだということを再認識しました。

 学習教育運動のなかでも労働学校は、仲間の成長を最も実感しやすいとりくみです。
 労働学校運動の再生・前進は、『友』や勤通大の前進にとっても大きな意味をもちます。
 開催できている各地の労働学校の前進とともに、10~11月の「第1期学びの森~オンライン全国労働学校」の成功にむけて、全国で力を合わせて奮闘していきましょう!  (労教協事務局・吉田)

 

※『学習教育運動ニュース』2023年№30(2023年8月10日)より

 

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