山田敬男・牧野広義編著『エンゲルスから学ぶ科学的社会主義』を刊行しました。
マルクスとともに科学的社会主義の理論を想像した、フリードリヒ・エンゲルス(1820~1895年)生誕200年に贈る。
エンゲルスがかかわった主要な著作、その生涯と活動、理論の発展、そして「革命論」を読み解く。
エンゲルスの歩んだ歴史と思想・理論の全体像がわかる入門書。
《もくじ》
第1章 エンゲルスの生き方と思想から学ぶ――マルクスとの思想的協力を中心に 岩佐 茂(労働者教育協会常任理事・一橋大学名誉教授)
第2章 社会科学入門としての『イギリスにおける労働者階級の状態』 赤堀正成(労働者教育協会常任理事・専修大学社会科学研究所客員研究員)
第3章 『共産党宣言』――労働者階級と科学的理論の最初の結合 妹尾典彦(労働者教育協会常任理事・関西勤労者教育協会事務局長)
第4章 労働が人間をつくった――「サルがヒトになることに労働はどう関与したか」 村本 敏(勤労者通信大学)
第5章 社会主義は科学になった――『空想から科学へ』から学ぶ 鰺坂 真(関西大学名誉教授)
第6章 唯物論、弁証法、史的唯物論――『フォイエルバッハ論』から学ぶ 牧野広義(労働者教育協会副会長・阪南大学名誉教授)
第7章 エンゲルスと多数者革命論の形成 山田敬男(労働者教育協会会長・現代史家)
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日本社会をささえた人びとの、壮大なドラマ!
山田敬男著『戦後日本 労働組合運動の歩み』好評発売中!
『学習の友』連載中より好評を博した著書が、待望の刊行!
《1990年代以降、日本の労働組合運動は、構造的に困難な時代に入っているといえます。この困難を打開するために、その方向と課題を深めるためにも、戦後の運動の歴史を学ぶことが重要になっています。本書を通じて、労働組合は何のために必要なのか、その存在意味がどこにあるのかを歴史の中で学び、多くの方が労働組合運動に誇りと自信を持って積極的に参加されることを強く願っています。》(「あとがき」より)
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