『学習の友』2020年９月号を刊行しました。
コロナ禍のもと、新自由主義の弊害があらためて可視化されています。
そしてそのなかで、医療・社会保障の根本的な改革なくして、この危機的事態を乗り切れない、また感染症と共存していくことはできないということも明らかにされつつあります。
本特集では、別冊号「パンデミックから“いのちと暮らし”をまもる」やこの間の定期号におけるコロナ関連記事もふまえつつ、労働者・国民の“いのちと暮らし”を真にまもっていくための医療・社会保障改革の方向性について、いくつかの分野ごとの課題や財源のこともふくめて、各執筆者の方に問題提起していただきました。
ぜひご活用ください。
以下、編集後記です。
《編集後記》
どこの月刊誌もたいへんでしょうが、本誌も毎号、綱渡り状態です。
編集委員会でいろいろ意見をだしていただき、いいものに練り上げていくのですが、最初の原案（たたき台）は編集長がださないと議論になりません。
実務作業の８～９割は編集長１人でやっているため、校了後しばらくは放心状態となり、頭が回りません。
校了後から編集委員会までの日数が少ないと、気が気でありません。
とくにこの間は、コロナ禍の影響で集まっての会議をひらけない時期がつづきましたので、メールと電話でのやりとりが中心でしたので、よけいに事務局側の役割が重要になっていました。
コロナとつきあいながら編集委員の叡智を結集するにはどうすればいいのか、いろいろと考えさせられました。
この経験を今後に活かさなければと思っています。 〈Ｙ〉
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