『学習の友』別冊2018「働く者の生活ハンドブック」の内容紹介です。
目次をみると、メインタイトル「働く者の生活ハンドブック」の前に、「労働組合で生活まるごとささえ合い」というサブタイトルがあります。
『学習の友』の主要な読者層は労働組合活動家ですので、内容的にも労働者・労働組合を軸に組み立てていますが、労働者本人だけでなく、その家族、労働者をリタイアした人もふくめて、ライフサイクル全体をつうじて活用できるように編集されています。
まずは各章ごとに概要を簡潔に紹介します。
『学習の友』の主要な読者層は労働組合活動家ですので、内容的にも労働者・労働組合を軸に組み立てていますが、労働者本人だけでなく、その家族、労働者をリタイアした人もふくめて、ライフサイクル全体をつうじて活用できるように編集されています。
まずは各章ごとに概要を簡潔に紹介します。
《第1章 職場編》
本別冊では、働き方と生活のあり方を考えます。
みなさんが実際に調べて話し合いながら書き込んで確認することを重視しています。
2018年〝働き方改革〟に対抗する運動を経て、労働者自身が自分と職場の仲間たちの労働時間や労働条件に注意をはらい、記録し検証すること、また、職場の労働者代表や労使協定のあり方がますます重要になっています。
これをきっかけにぜひ再確認していきましょう。
《第2章 家計編》
以前と比べ、自分の今後の生活が見通しにくくなっています。
こういうときこそ家計の分析と将来の生活構想が、必要になっています。
今回、働き盛りから老後までの生活設計をかんがえてみましょう。
それはまた、多様な雇用形態、賃金体系が錯綜する経済のあり方を問い直し、次の世代を育てることまでをぐくめて考えることでもあります。
賃金と雇用にたいする労働者の正当な要求を練り直すことにも役立つはずです。
《第3章 「ささえ合い」編》
働く仲間、1人ひとりの生活と経験を聞いてみれば、社会の課題がうかびあがります。
そもそもいつの時代も労働者は人生のなかにいくつもの困難をかかえていました。
そんななかで生まれた世界の労働組合の原点は、労働者同士が助け合うことでした。
歴史を経て、労働組合はいま、共済などの大きなささえ合いのしくみを発展させています。
労働組合を魅力的なものし、社会をより良く変えていく力の源泉ともなる、ささえ合いの歴史としくみを伝えていただきます。
《第4章 制度解説と運動編》
社会保障や教育問題など、職場の仲間だれもがぶつかる可能性のある問題は、労働組合の課題そのものでもあります。
社会保障などの各分野の情報と運動のいまを、活動をつづけているみなさんに解説していただきます。
労働組合とだけでは、情報やノウハウが充分ではない社会問題もたくさんあります。
そういったときに、長年の蓄積がある団体のみなさんの知恵をかり、また、次には労働組合のもつ力をその分野の運動へのとりくみに活かし、連帯して、働く仲間とその家族の生活をまもる活動をすすめていきましょう。
さまざまなチェックシートや実例、シミュレーション(働くルール、労働契約、労働時間、有休取得、毎月の収支と貯蓄額、ライフプランなど)が用意されているので、それらを活用することで、より具体的に自分自身の労働や生活に引きつけて考えることができるという点で、問題がグッと身近になるというのも大きな利点です。
1人でも多くの方々に活用していただければ幸いに存じます。
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