川村俊夫著『「戦争法」を廃止し改憲を止める─憲法９条は世界の希望』が『経済』に紹介されました。

　雑誌『経済』2016年11月号に、弊社刊行の川村俊夫著『「戦争法」を廃止し改憲を止める─憲法９条は世界の希望』の紹介が掲載されました。

　編集部のご厚意により、本ブログにも掲載させていただけることとなりました。

　なお、掲載にあたって、センテンスごとの改行、パラグラフごとの１行アキとし、一部、漢字とかなの表記を変更し、句読点を増やしました。

＊＊＊以下、転載＊＊＊

　戦争法の成立によって、憲法９条をめぐるたたかいは新たな段階に入りました。

　本書は、世界史の中で安保法制＝戦争法を考え、その廃止と改憲阻止の大義を綴っています。

　第１章は、戦争法成立にいたる経過をたどり、危険な中身を告発します。

　第２章は、憲法９条制定の歴史を検証します。

　第３章は、「集団的自衛権」の議論を国際社会と戦争違法化の歴史からとらえます。

　第４章は、憲法施行後の９条をめぐる70年間のせめぎ合いの歴史を振り返り、９条の会など国民的運動の意義を確認します。

　そして第５章は、自民党改憲案を検討し、「戦争する国」を許さない、市民と野党の共闘の展望を示します。

　憲法９条の意義を再確認し、「戦争法」廃止と改憲阻止のたたかいに核心が湧いてくる書です。　　（柳）

＊＊＊以上、転載＊＊＊

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