労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

募集を9月末まで延長します!─勤労者通信大学

 先の総会ににて、勤労者通信大学の募集期間を9月末まで延長する措置をとりました。
 募集が大幅に遅れていることも大きいですが、何よりも、情勢的にいって、参院選(衆参ダブル選挙の可能性も)が目前ということもあり、“安倍自公政権+補完勢力vs.4野党連合+労働者・市民”というガチンコ勝負の対決構図が鮮明になってきている現在、このたたかいに寄与するための学習教育運動を旺盛に展開する必要があるからです。

 以前にもブログに書きましたように、とくに憲法コースは、政治論戦の主要テーマを網羅しており、その基本をきちんとおさえることができます。
 逆をいえば、憲法破壊の戦争法強行や明文改憲策動はもちろんのこと、すべての論戦テーマが、憲法を力にすることで展望を切りひらくことができるのだということが、わかりやすくなってきている情勢になっているということだと思います。

 ここからさらに、すべてのテーマの背後に日米安保があり、このことが議論の遡上にのぼらせざるを得ない時期がそう遠くない将来にやってくることも予測されます。
 安倍政権打倒の「4野党連合+労働者・市民」の結束をさらに強固なものにするためにも、そうした原則的な観点を深め、また統一戦線の基本をおさえながら、一致点での共同を追求するという二重のとりくみが重要です。
 この点については、やはり基礎コースで深めることができます。

 中野晃一さんじゃありませんが、たたかいを前進させるためには、やはり強固な“敷き布団”=活動家集団の存在が必要不可欠です。
 その中心には、やはり労働組合が位置すべきです。
 組織率が18%を切っており、新自由主義攻撃のもとで職場が疲弊し、運動の基盤が大きく掘り崩されており、労働組合はたいへんな困難にぶつかっています。
 労働組合運動を再生させないと、ポスト安倍政権の運動を支える土台がか細いものになってしまいます。
 労働組合の役員や活動家を中心に、労働組合コースを受講して、労働組合の再生・強化に役立ててもらいたいと思います。

 通信教育での学習をすすめていくためには、学習援助に携わり、同時に、仲間を組織する活動を私たちと一緒にやってくれる人たちの存在が必要不可欠です。
 こういう人たちのことを私たちは「すいせんチューター」と呼んでいます。
 「すいせんチューター」には、都道府県学習組織か、例年、勤通大学習にとりくんでいる労働組合や団体のすいせんで登録することができます。
 ぜひ、「すいせんチューター」に登録する人も増やしていただき、勤通大運動をさらに前進させていければと思います。

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 勤労者通信大学2016年度受講生募集中!
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