労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

学習会「基礎的理論の教育・学習を発展させるために」に100人超が参加

 2月1日(日)の理事会開催に合わせ、前日の1月31日(土)午後、学習会「基礎的理論の教育・学習を発展させるために」を開催し、会員・学習協関係者を中心に100人超が参加しました。
 メイン講師が不破哲三さんだったこともあり、本日付の『しんぶん赤旗』4面に大きくとりあげられました。

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 私たちは、科学的社会主義の基礎的理論を大衆的に教育・普及することを目的に運動をすすめています。
 この運動を前進させるために、私たち自身が基礎的理論の探究について努力していく必要があります。
 今回の学習会はその一環です。

 メインの講師は日本共産党中央委員会付属社会科学研究所所長の不破哲三さん。
 講演タイトルは、ズバリ、「日本共産党科学的社会主義の理論をどう発展させてきたか。その意義は」です。
 2時間にわたる講演は、革命論、恐慌論、未来社会論あたりを軸に展開されました。

 関西勤労協の妹尾典彦さんには、大阪での学習運動の経験をもとにして、「基礎的理論学習をどう発展させるか」について問題提起してもらい、民青同盟中央委員長の田中悠さんには、青年分野における理論学習の状況と課題などについてお話しいただきました。

 それぞれに示唆に富む内容が多く、たいへん意義のある催しになったと思います。

 とくに不破さんの講演には、たくさんの質問がよせられ、一つひとつにたいして不破さんが丁寧に答えてくれました。
 『赤旗』でも紹介されていますが、質問の1つにたいして、「資本主義の弔鐘を鳴らす主体が発展することが大事」だと不破さんはのべられましたが、名言ですね。
 マルクスは自分たちが成し遂げられなかった社会変革の事業を、後世の「主体」の成長に期待したのかもしれません。

 学習教育運動はまさしくこの「主体」を育てる運動です。
 仲間の成長にかかわることを知った人たちはこの運動にさらに食い入るようになり、まさしく“3日たったらやめられない”のです。

 不破さんがせっかく期待とエールを送ってくれましたし、さらにがんばらねばと決意を新たにしているところです。 〈Y〉