労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

勤通大募集についての緊急の訴え

 本日、労教協事務局長と勤通大部長の連名で、勤通大募集についての緊急の訴えを発表しました。
 本ブログにも掲載します。
 
憲法学習の前進と魅力的な活動家集団の育成を!
勤労者通信大学の募集活動を6月末まで延期。目標達成にむけ、知恵と力をだし合おう!
 
 会員・学習活動家・労働組合活動家のみなさんへ
 
                                                              労働者教育協会       
                                                                事務局長  須 藤 秀 幸
                                                                勤通大部長 吉 田 ふみお
 
全国各地で奮闘で、憲法コースを中心に募集ひろがる
 二〇一三年度の勤通大募集は、新・憲法コースを前面にうちだして推進し、二〇一二年実績を大きく上回って一八〇〇人を超えるところまで到達しています。とくに憲法コースは一三〇〇人に迫ってきています。
 いくつかの単産が、自主目標をたてるなどこれまでにないかたちで組織的に位置づけ、通達文書を発行し、ニュースをつくるなど運動を推進しています。自治労連、国公労連、全教、建交労、JMIUなどでは本部の専従や書記局員が率先して受講しています。自治労連、国公労連、医労連、全教、JMIU、福祉保育労、自交総連などで昨年を上回る受講生を組織していますが、職場の役員・活動家にどうひろげていくかが今後の課題です。
 都道府県学習組織でも積極的なとりくみがみられます。当初目標が役員会議での討議を経て上方修正されるケースが相次ぐなど、憲法コース募集にたいする構えの強さがうかがわれます。二九都道府県(北海道、青森、秋田、宮城、山形、福島、茨城、群馬、埼玉、千葉、長野、東京、富山、福井、静岡、愛知、岐阜、三重、大阪、兵庫、岡山、広島、山口、香川、高知、愛媛、福岡、宮崎、沖縄)が昨年実績を上回り、五年ぶりに全県で受講生が組織されています。多くの府県で、改憲策動と正面から対決するための学習強化、また参院選とも結びつけた学習を意識して、精力的に募集と学習援助にとりくんでいます。
 
これまでの到達のうえにたち、さらなる奮闘を
 当面、労教協総会(六月八・九日)までに二〇〇〇人を、そして六月末までに何としても最低三〇〇〇人はやりきろうということを常任理事会で確認しています。これまでの到達のうえにたち、全国各地でさらなる奮闘をお願い致します。
 〔いまこそ憲法を学ぶとき~憲法コース〕 とくに憲法コースは、安倍政権が本気で明文改憲に着手しようとしているときだけに、さらに受講生をひろげる必要があります。いまこそ憲法を学ぶときです。各単産でもさらに受講生を増やそうと奮闘していますから、協力・共同して運動をすすめましょう。また、『しんぶん赤旗』の広告などをみた個人の方の申込が多いのも憲法コースの特徴です。ぜひ友人知人の方々にも受講をすすめてください。
 〔次世代育成は待ったなしの課題~労働組合コース〕 近年、役員や書記の教育として労働組合コースを活用するケースが増えています。次世代の労働組合活動家の育成は待ったなしの課題です。労組コースは、権利・要求・団結といった労働組合の「そもそも論」が体系的・系統的に学べます。ぜひ労組コースの受講も大いにひろげていきましょう。
 〔社会変革への深い確信を備えた魅力的な活動家集団を~基礎コース〕 忘れてならないのは、やはり基礎コースです。科学的社会主義の基礎的理論学習をひろげることこそ、私たち大衆的学習教育運動に課せられたもっとも中心的な任務です。科学的社会主義の基礎的理論をしっかり、くり返し学び、社会変革への深い確信を備えた魅力的な活動家集団を育成するために、基礎コースの受講も大いにひろげていきましょう。
 
 労働者教育協会は、こうした歴史的な任務をはたすために全力を尽くしたいと思います。会員・学習活動家のみなさんが、あらためて勤通大運動を成功させるためにご奮闘くださることをよびかけます。
                                                                        (二〇一三年五月二九日)