東京労働学校三多摩教室の第118期「激動の世界と日本を考える教室」のカリキュラムが一部をのぞいてほぼ確定しました。
前期教室で、私たちは全20回にわたって日本近現代史をグローバルな視点を意識しながら学んできました。
歴史とは「現在と過去との対話」だといわれています(E・H・カー『歴史とは何か』岩波新書』)が、私たちが生きている現在を深く理解するうえで、歴史、とくに直近の近現代史の理解は決定的に重要です。
同時に、歴史は「未来との対話」という側面ももっています。過去をとおして現在を正しく理解するということは、私たちの未来への展望を考えるためにこそなされる営みではないでしょうか。
本格的に近現代史を学んだ私たちは、今度は現在そのものをさまざまな角度から学んでいくことになります。
大震災と原発事故から1年、日本のあり方が根本から問われ、原発問題やTPP問題などさまざまな課題での一点共闘がすすみつつある現在、根本的・本格的な学習をテコに、強固な国民的共同をつくっていくことが急務です。
労働学校をはじめとする学習教育運動の役割はますます重要です。
6月22日の第3回講義日まで受講を受けつけます。
連絡は東京学習会議まで。
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電話 03-5842-5646 FAX 03-5842-5647
※FAX・Eメールの送信には、連絡先住所・電話番号をご明記ください。 (東京労働学校三多摩教室運営委員会)