労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

『学習の友』2023年9月号

 『学習の友』2023年9月号は本日発行となりました。

 表紙と目次を紹介します。

 

 

 今回は地域労働運動の特集です。

 とくに「公共をとりもどす」という点を重視しました。

 

 以下、編集後記です。

 

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【編集後記】

 

 秋、地域労働運動が本格的に動きだします。
 本号では、地域から「公共をとりもどす」うえで、労働組合が果たす役割を多角的に考えてみました。
 久保木論文は、新自由主義による公共サービス解体攻撃の現段階を解明、労働組合と住民の共同による、公共性再生の展望を指し示します。
 関論文は地域循環型経済社会実現のための労働組合の役割を力強く論じます。

 いま、公共をとりもどす地域の実践が、各地で積み重ねられつつあります。
 病院統廃合反対のたたかい、水道民営化反対、学校給食民間委託とのたたかいなどです。
 いずれも地域住民と連帯し、労働者の権利を守る運動です。なかには公共性の新たな発展に踏み込む事例も生まれています。

 これから各地で自治体キャラバンが展開されます。
 本号はみえ労連の実践に注目。
 ジェンダー問題を重視、地道なケア労働者の組織化、処遇改善運動を土台に、自治体との懇談、要求実現を追求。
 もう一つ、グリーンウェーブの運動、農協労連のリポートも必読。

 いまこそ、産別と地域が深く協力し、職場と地域に組織をつくることがもとめられます。
 和歌山と神奈川の経験は示唆的。
 そして地域の若い労働者の主体的参加を組織する北海道労連の探求も貴重です。

 前号につづく中西インタビューは、いよいよ非暴力直接行動と労働組合の友愛原理に言及、たいへん示唆的です。
 地域労働運動の現場で、仲間の輪、討論の輪をひろげてください!  〈E〉

 

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 ぜひ活用・普及をお願い致します。

 

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