本書は、テキストという性格上、議論のある対象についても、……シンプルに整理しなければならない箇所がが多々ありました。
また、単に現象をなぞるのではなく、なぜそのような現象が生じるのかという観点からの説明にページを割いたため、……取り上げる対象が限られてしまいました。
しかし、そのようなテキストがほしいのだと言っていただいた読者の方々の声が私の背中を押してくれました。（本書謝辞より）
政治を見る目を鍛えて、いざ実践！
通常の大学テキストとは一味違った切り口で、現代日本の政治について考える。
好評につき６年ぶりに増補・改訂！
内容
第１部「現状分析」
第１章 アメリカに従属する日本の国家権力
第２章 大企業・財界と日本の政治
第３章 戦後内閣史
第２部 現代政治を動かす仕組み
第４章 国家とは何か
第５章 議会制民主主義の現代的意義
第６章 日本の選挙制度と投票分析
第３部 政治の担い手としての政党や市民についての説明
第７章 政党とは何か
第８章 戦後政治史
第９章 市民運動・新しい社会運動
第10章 メディアと政治
終章 変革への展望
2000円＋税
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《1990年代以降、日本の労働組合運動は、構造的に困難な時代に入っているといえます。この困難を打開するために、その方向と課題を深めるためにも、戦後の運動の歴史を学ぶことが重要になっています。本書を通じて、労働組合は何のために必要なのか、その存在意味がどこにあるのかを歴史の中で学び、多くの方が労働組合運動に誇りと自信を持って積極的に参加されることを強く願っています。》（「あとがき」より）
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