『学習の友』2020年1月号を刊行しました。
表紙と目次を掲載します。
昨年7月の参院選で市民と野党の共闘が前進し、改憲勢力が3分の2割れ、自民党の単独過半数割れという画期的な成果を勝ちとりました。
世界に目をむけても、核兵器や環境問題などで前向きな動きが起きていますし、各地で労働者・市民のたたかいの前進もみられます。
本号では、新年号にふさわしく、この間のたたかいを振り返りつつ、文字どおり労働者・市民が主人公となる政治や社会を実現するための展望をどのように考え、実践していくべきかを提起する内容としてまとめました。
新年会の場などで、本号をネタに大いに議論し、英気を養いましょう。
「憲法まちかど対話」(長尾ゆり)、「あったかほっこりの労働運動」(原冨悟)、「自然と人間の共生」(杉井静子)、「ちょっとだけサイエンス」(前田利夫)、「科学的社会主義の古典を読もう」(第12回、『共産党宣言』の3回目、妹尾典彦さん)、名画紹介(高橋祐吉さん、今回は「東京物語」)、「まんが おかしい~世界」(HIROさん)、「かがやいています」(今回は京建労青年部長の日笠延志さん)、「労運動情報」(高木光さん)、「海のむこう」(布施恵輔さん)、「料理 みんなでおいしく」(池上正子さん)など、各種連載講座・連載読みものも好評です。
以下、編集後記です。
【編集後記】
新年明けましておめでとうございます。
私が編集長となって2冊目の号をお届けします。
新年号らしく、この間のたたかいの成果を確認しつつ、政治と社会を根本から変えることを展望し、ワクワクドキドキしてくるような特集をと思い、企画しました。
ぜひじっくりとお読みいただければと思います。
合わせて今号では、深刻化する日韓対立を解決する方向性を考える論稿を、専門家の方におよせいただきました。
この問題は歴史認識の問題であると同時に、現代の政治・社会問題、日本国民の主権者としての自覚、階級的自覚の根幹にもかかわる、きわめて重要な問題です。本誌でも継続的に追求していきたいと思います。
今年こそ安倍政権を倒し、市民と野党の共闘にもとづく政権を実現するために、「知を力」にともにがんばりましょう。 〈Y〉
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日本社会をささえた人びとの、壮大なドラマ!
山田敬男著『戦後日本 労働組合運動の歩み』好評発売中!
『学習の友』連載中より好評を博した著書が、待望の刊行!
《1990年代以降、日本の労働組合運動は、構造的に困難な時代に入っているといえます。この困難を打開するために、その方向と課題を深めるためにも、戦後の運動の歴史を学ぶことが重要になっています。本書を通じて、労働組合は何のために必要なのか、その存在意味がどこにあるのかを歴史の中で学び、多くの方が労働組合運動に誇りと自信を持って積極的に参加されることを強く願っています。》(「あとがき」より)
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学習を力に春闘勝利を!