2013-04-29 『産経新聞』が改憲案を発表 総学習運動─平和・安全保障 Share on Tumblr 4月26日、『産経新聞』が「国民の憲法」要綱を発表しました。 現行の自民党改憲案をさらに右へ右へともっていったような内容です。 これをみると、本当に遠慮がない。 天皇元首化、軍の保持、基本的人権の制限など、いいたい放題。 まだざっとみただけですが、自民党案はやはり政党がつくったもので、一定の政治的配慮を感じます。 たとえば、第9条。 自民党案は、曲がりなりにも現行の第1項(戦争放棄)を残しています。 しかし、産経案は次のようになっています(第15条)。 「(国際平和の希求) 日本国は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国が締結した条約および確立された国際法規に従って、国際紛争の平和的解決に努める」。 こうなってくると、おそらく『読売新聞』も近々、何かやるかもしれません。 改憲派の動向を注意深くみておく必要を痛感します。〈Y〉