労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

増える書店ゼロの街

 日曜日(8月12日)の『東京新聞』1面トップに、「増える 書店ゼロの街」という記事が載りました。

 同記事によれば、「書店ゼロ」の街は全国の自治体の17%にあたる317市町村にものぼるそうです。
 町村がほとんどですが、東京近辺でも、つくばみらい市が5年ほど前から書店がなくなっています。

 電子書籍が発達し、さらに読みやすい読みとり用ハード(書店に送られてくるデータを客が専用メディアに持ち込むシステム)なども開発がすすんでいるといわれています。
 紙媒体は活字離れの影響もあって、厳しい状況に置かれていることはまちがいありません。

 実際、出版業界の販売金額は減少をつづけ、すでに2兆円を切っています。
 業界筋では、いまのままでは書店は生き残れないという意見もあるようです。

 明確な根拠があるわけではないですが、紙媒体がそんなに簡単になくなるとは思わないものの、何らかの手を打たなければ学習の友社も時代に取り残され、生き残ることができるかどうか、それはそれで、シビアに考える必要があると痛感します。