労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

連合にも自治労連??

 労組コースの受講生から、こんな質問を受けました。
 
  「連合にも自治労連があるみたいなんですけど、これってどういう組織ですか?」
 
 テキストにあるナショナルセンター別組織一覧の連合のところに、たしかに「自治労連」がありました。
 6000人弱の小さな組織です。
 
 テキストに載っていながら、まったく気づいていなかった、うかつな部長です(^^;)
 
 さっそく、インターネットで調べてみたら、でてきました。
 便利な世の中になったものです。
 
 正式名称は「全国自治団体労働組合連合」です。
 1970年に自治労全日本自治団体労働組合)から分裂して結成された、旧同盟(右派的なナショナルセンター)所属の単産です。
 
 1970年といえば、当時の総評(日本労働組合総評議会)が、まだ労働者・国民の要求にこたえ、一定の戦闘性を保っていた時期です。
 総評や自治労の「左派」的傾向についていけなかった「右派」的潮流がでていって、自前の組織をつくった、といったところでしょうか。
 
 現在は連合に加盟しています。もちろん、自治労も連合加盟です。
 
 全労連の組織と区別するために、それぞれ「全労連自治労連」「連合・自治労連」とよばれることもあるそうです。
 
 ホームページ(http://www.jichirouren.jp/index.html)をみると、加盟単組は約30で、大半が山口以西、九州地区です。
 
 どういう活動をしているのかは、ホームページだけではよくわかりません。
 今度、自治労連(もちろん、全労連所属の)の人に聞いてみようかと思います。
 
 それにしても、いろんな組合があるものです。
 もっと学習しないといけませんね(>_<)  (勤通大部長・吉田ふみお)