労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

『学習の友』2021年7月号の内容紹介

先週末に納品されました。

もうすぐ書店に並びます。

あらためて、内容を紹介します。

 

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今月号は特集2本立てです。

 

最初の特集は、「いまこそ“私たちの政府”を!─総選挙にむけて」です。

衆議院議員が任期切れになる今年の秋までに、必ず総選挙が実施されます。
市民と野党の共闘が前進し、4月25日の3つの国政選挙では野党統一候補が全勝するという画期的な成果をあげています
入管法改定の断念、コロナ禍での五輪開催にたいして「中止すべき」との世論が多数派になるなど、着実に地殻変動が起きています。管政権を追い詰めるまで、あと一歩です。

本特集では、この間の特集や「シリーズ:いまこそ“私たちの政府”をつくろう!」などもふまえ、今度の総選挙の歴史的意味、中心的な争点や安倍・管政権の性格、たたかい方などを整理しました。本特集を力に政権交代を実現しよう!

 

もう1つの特集は、「核兵器をなくそう!」です。

核兵器禁止条約が発効し、戦争違法化と対をなす核兵器違法化がついに実現しました。
核兵器の「終わりのはじまり」です。

唯一の戦争被爆国である日本が条約に批准すれば、核兵器のない世界の実現が一気に加速します。
市民と野党の共闘を前進させ、総選挙勝利と政権交代で、条約批准を勝ちとろう!

 

以下、編集後記です。

 

《編集後記》

菅内閣によって発令された3度目の緊急事態宣言は、適用期間が2度にわたって延長されました。
五輪開催まで2ヵ月を切っており、事態はきわめて深刻です。

五輪をめぐる世論やメディアの動向は急速に変化し、中止を望む声が多数派となり、菅政権やIOCなど開催に固執する勢力との激しいせめぎ合いがつづいています。
コロナ対応にかかわる安倍・菅政権の無為無策を想起すれば、この人たちのもとで五輪開催など任せられない、という国民の不安が、「再延期」よりも「中止」を強調する現状を反映しているのだと考えられます。

五輪フィーバーを経て総選挙に臨みたい菅政権にとっても、そうした効果をもたらしそうにないことも、もはや明白。国民のいのちと健康をまもるために、五輪中止の決断は必要最小限の見識ではないでしょうか。     〈Y〉

 

 

ぜひ活用・普及をお願い致します。

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tomo@gakusyu.gr.jp

 

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