2月20日(木)夜、神奈川県学習協主催の学習会「ジェンダー平等と労働組合」が横浜市内の会場で実施されました。
『学習の友』2020年6月号でジェンダー特集を組む予定にしており、編集委員会で議論をスタートさせたところでしたので、誌面づくりの参考にしたいと、取材を兼ねて参加しました。
神奈川労連・労働相談センター事務局長の澤田幸子さんによる講演・問題提起を受けて、グループトークという形式でした。
グループトークでは、講演・問題提起への感想だけでなく、身近に感じているジェンダーのことを話し合うとの指示があり、これは非常にいいなと思いました。
一般的、教養的にジェンダーのことを知るだけではダメで、1人ひとりの人間が「我がこと」として具体的に考え、実践していかなければ意味がありません。
なので、トークのなかでは、20代のころに「男らしさ」をもとめられることへのプレッシャーや息苦しさを感じたこと、そういう悩みを考えるなかで「ジェンダー」という言葉に出会い、気持ちが楽になったという私自身の経験も話しました。
私が「ジェンダー」という言葉に出会った20歳前後のころ、まだ学生時代でしたが、30年ほど前になりますかね(年齢バレバレ (^^;))。
ジェンダーという言葉、そしてその内容の正確な理解については、まだまだ日本は遅れているなとあらためて痛感しますが、こういう学習会を地道に積み重ねていくことが大事だと思います。
学習会終了後は、近所の中華居酒屋で懇親会をひらき、親交をあたためました。〈Y〉
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