『学習の友』2017年9月号を刊行しました。
表紙と目次を掲載します。
今月号の特集は、「現場から『働き方改革』を問う」です。
これらのレポートをふまえ、全労連雇用労働法制局長の伊藤圭一さんが総論的論文「安倍雇用破壊を跳ね返し、ディーセントワークを実現しよう!─労働法制をめぐる臨時国会の課題」を書かれていますので、読み合わせ学習会などで活用されるといいでしょう。
なんとか最悪の事態は回避されましたが、一時は労働者への背信行為ともなりそうだった「連合結成以来のドタバタ劇」を、労働運動情報でおなじみの高木光さんが追及します(労働運動情報はお休みです)。
真にもとめられるべき「働き方改革」を考えるうえで、ヨーロッパの実情は参考になります。
労働者教育協会理事で国際労働問題研究者の筒井晴彦さんが、「これが、時短先進国だ」と題して、ヨーロッパ諸国と日本の労働時間を比較しております。
関連して、経済学者の川上則道さんが、「労働諸条件改善の闘いにおいて労働生産性をどうとらえるか─『働き方改革』と労働生産性」と題して、長時間労働の「是正」と労働生産性の関係について、『資本論』などマルクスの理論に立ち返りながら、労働生産性をどうとらえるべきかを考えます。
特集外では、論文が2本あります。
「社保庁職員の不当解雇は必ず撤回させる─原告1人の勝訴判決を勝ち取る」(杉浦公一・全厚生副委員長)で解雇撤回闘争の展望を考えます。
「戦後日本の労働組合運動の歩み」(山田敬男・労教協会長)、「『資本論』から学ぶ変革の哲学」(牧野広義・労教協副会長)、「『フツーに生きたい』がかなう職場、社会とは」(吉田豊・愛知県学習協会長)、「憲法まちかど対話」(長尾ゆり・全労連副議長)、「働く者の基本的な権利」(岩橋祐治・全労連副議長、労教協副会長)、「海のむこう」(布施恵輔・全労連国際局長)、「あったかほっこりの労働運動」(原冨悟・労教協常任理事)、「自然と人間の共生」(杉井静子・弁護士、労教協副会長)、「働くあなたの健康法」(服部真・職業医・労働衛生コンサルタント)、「思わず線を引いた文章」(今回は多田義幸・静岡県学習協事務局長)、「ちょっとだけサイエンス)(前田利夫・サイエンスライター)など各種連載ものも好評です。
学習教育運動関係の情報として、徳島でひらかれた「四国はたらくものの学習交流集会in徳島」や、千葉県内での『学習の友』の活用・普及の事例についての記事を掲載しております。
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